あらすじ
「…あなたなしでは、生きていけない」
乙女の滑らかな肌に指を滑らせる美しい男、その瞳は熱を帯び濡れていて、まるで愛されているのだと錯覚してしまうほどにやさしい…。
――「神界」「冥界」「地上界」と世界が隔たれ、混沌で満ちていた時代。神界では神々が永遠の生を謳歌していた。新米女神ペルセポネは大地に命を芽吹かせるべく植物のお世話に日々励んでいるが育てていた新芽が枯れてしまう。「死」を受け取りに来た冥界の支配者ハデスに新芽を引き取られることに。悲しみに嘆くペルセポネだがハデスの励ましに心を動かされ、寡黙だが穏やかで優しい一面に惹かれていく…。そんな中、神界の陰謀に巻き込まれていたハデスを救うため、自らの身を差し出すことを決めるペルセポネ。
神界で唯一無二の純愛を貫く、ふたりの神様の恋のおはなし。
感情タグBEST3
匿名
すごい
美しすぎる漫画でした。
画力最高、隅々まで丁寧で緻密。
一切の狂いなく描かれる絵。
毎コマが絵画のよう。
神が生と死を考える物語でありながら、
ちゃんとえっちぃくて、最高でした!!!
そして見事なタイトル回収。
お疲れ様でした!!!
完結
最終巻だけあって、ハデス様とベルセポネの愛や幸せだけでなく、生死や命の紡ぎの尊さが伝わってくる素晴らしい結末でした。