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Posted by ブクログ
普段あまり踏み入れない書店の漫画コーナーを彷徨っている時に、出会った一冊です。表紙の絵の雰囲気と裏面に書いてある「人生の苦難に向き合い戦う者達を描いた、岡村星と沙村広明、奇跡の合作短編集!!」を読み、購入を決めました。
3作品が収録されており、どの話も私の想像を超える出来事が展開され見応えありました。あとがきを読むと、作者お二人はご夫婦なのですね。知りませんでした。
時を忘れるひとときを得ました。ありがとうございました。
さいこう
宇宙人漫画で全開だった岡村星の持ち味が沙村味と合わさって最高の味わい。
面白い。
これをOKした岡村氏も編集さんも雑誌も、沙村氏も、もう最高。
迷ってるなら読んだ方がいい!
Posted by ブクログ
岡村星と沙村広明の合作短編集。なんでこの二人が?岡村星って誰?と思ったものの沙村広明の名前に釣られて購入。
夫婦なんですね、この二人。あとがきで知りました。まんまと思惑にひっかかってしまいました。まあ、面白かったのでよし。
表題作は、引きこもりの長男が社会復帰する第一歩を描いているのだけど、バイオレンスすぎる。今まで引きこもっていた狭い自分だけの世界から、広い世界へ踏み出す一歩。いや、踏み出した先がちょっとさあ。
変化が急すぎて、びびったりたじろいだりしている暇がなかったのが、結果的に良かったのかな。展開のスピード感を重視したのだろうけど。
その後、長男は順調に社会に適合しながら生活しているようで何よりです。表紙にはいないけども。父親と長女のその後も見たいけれど、彼らの生活は「樫原一家の夜明け」というタイトルにはそぐわないような気がする。長男の生活が変わったことが「夜明け」であるので、父親と長女にとっては何度も繰り返している毎日に過ぎないからか。長男の変化があってこその「一家」ではあるけども。
じゃあ、表紙に書いてくれればいいのにね。好みじゃないんだろうね、夫婦共に。