あらすじ
太古の昔から日本列島をたびたび襲ってきた大地震。近代の都市開発や環境改変によって築きあげられた脆弱な国土は、来るべき大震災に耐えられるだろうか。関東大震災から阪神・淡路大震災、新潟県中越地震まで、現代の日本を痛撃した主な大地震による災害の諸相を描き、将来の防災に役立つ知識をわかりやすく提供する。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・相模トラフこわい
・やっぱ地震での死者数は阪神淡路が最大かー
・しかも倒壊は81年以前の建物がほとんど
・津波がなければ近代建築物内のが安全ぽい
・とはいえ天井とか内装だけが落ちるとかありうるしなあ
・関東大震災のデマはラジオすらなかった時代ゆえ
・でもまあ気をつけたい
・地割れに挟まって亡くなった方が日本にいた
・3/11の東北大地震は高確率で来るとされていた
・なら次は関東か・・・
Posted by ブクログ
関東大震災以降の日本における主な地震災害をまとめた本で、『地震と噴火の日本史』という前著の延長となっているとのこと。関東大震災をはじめとして阪神・淡路大震災までの15以上の大地震を、内陸直下・大津波・山地・直下型etcの様々な災害の事例分けにしたがってそれぞれ紹介していく。 基本的には事例紹介という性格の文章であるが、体験談などの証言を通して語られる地震災害は将来への警告としても重要性を読み取ることができる。
地震大国の日本で、しかも活動期に入ったと思われるこの現代では、生きている間に一度は大きな地震災害に遭うことが考えられる。自分の住んでいる場所にどのようなリスクをはらんでいるのかを、過去の事例から読み取ったりできると思うので、地震災害でどのようなものがあるか興味がある人は読んでみるといいかもしれない。