【感想・ネタバレ】「魂」の思想史 ──近代の異端者とともにのレビュー

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Posted by ブクログ

近代合理主義からこぼれおちる「闇」=「魂」の存在。
自明に思える現実や歴史を解体する視点。

ピカソのアヴィニヨンの女性は単なるキュビズム表現ではなかった。
ヘーゲルの弁証法に絡み取られない、生のあり方に固執したキルケゴール。
『古事記』すら新しい記述と喝破したハーンの感性。
ブランショ「誰かが、絶望に限定されて文章を書き始める。しかし、絶望は何ものも限定できないのだ」。

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2021年03月29日

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