【感想・ネタバレ】心のかよわせ方のレビュー

あらすじ

人の評価を常に気にしてしまう。自分がどうしたいのかわからない。我慢するのはいつも私だ。――心の触れ合いを知らない人は、自己不在を感じながら、立派な人を演じ、相手に尽くしながら、実は自分を売り込んで生きている。本書はその特徴的な言動とそこに至る原因を心理学的に分析し、安らぎを感じる生き方を説く。心が淋しく空虚に感じているすべての人へ。『「ふれあい探し」の心理』を改題。

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Posted by ブクログ

加藤諦三さんの本を初めて読みました。
心理系の中で初心者向けのような気がしていたので、
決して「心のかよわせ方」がわかりやすく書かれてある感じではないのが・・・
意外でした。
心の触れ合う人間関係とは本来こういうもの。それができない人の症状は、
こうである。こういうときはこういう行動をとり、その原因は親にある・・。
「心を触れ合えない人」側について勢いよく断定しながら書かれてあるので
少し感情的な印象さえするのがこういう本にしては新鮮でした。
詳しい症例と、健康な人との対比が出てるので
その傾向のある人が自覚するのにはとても役立つと思いました。
そこから改善策は自分で考える気合いで読まないと、
ただ暗くなってしまう気がします。
ここに出てくる「心の通う人間関係」は誰しもみんなのぞんでいることですよね、
健康な人が全員、どんな場でもできているわけではないと思うのですが、
身近な人ともう一歩近づきたいときや子育ての前に
読み返したい本だと思いました。

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2010年07月03日

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