あらすじ
生まれつき右手に刻まれた《悪魔の刻印》のせいで、まったく魔法が使えない少女リアナ。それを理由にギルドマスターである父にも家を追い出されてしまうが、途方に暮れ辿り着いた隣国で、宮廷鑑定士の青年エルヴィンにスカウトされる。エルヴィンはリアナの右手の刻印を、精霊の魔力を吸い込み周囲に分け与える【パワースポット】だと言うが――…! 「穢れた血」と蔑まれた少女が、魔力無限の力で活躍する、「なろう」発、大人気冒険ハイファンタジー!
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画力抜群
試読増量を読んでの感想。
漫画としての読み応え善し。
敵役のギルドマスターのキャラ立が素晴らしい。
ヒロインの彼女の性格説明の為のいちシーン(パンの施し)は、話の流れ的にはその行為に対するフォロー(賢者とやらが、ソレを見ていて声をかけたとか)も無いのなら、わざわざここで入れる必要無いやろの一言に尽きるが、ギルドマスがヒロインを追放するのは、(お約束とは言え)道理に適う話だし、それほど非情でも無いと思う。一族内に悪魔付の娘がいれば、家長としての行動は対外的体裁を整えるのは理解できるし、ギルマスが被害を受けている認識ならば、被害額回収の為に行動を起こすパターンもあり得たのだから。とはいえ、それでも、ギルマスの失策は計り知れない。
仮にもギルマスなんて役職をしているのならば、なぜヒロインの紋章を調べようとしなかったのか?
少なくとも、隣国に専門家はいたのだから。
絵で語ってる
良い意味で絵が上手い。
ストーリーも違和感なく楽しめます。
疑問に感じたのだが、娘を追い出した父親の理屈。
一般の冒険者に戦力外通告するのなら理解できるが、娘は無能力でも雑用でギルドに貢献しているのだから追放する理由がない。
そもそも家族に対する仕打ちじゃない。
息子を追い出すのはあり得るが、娘は違うだろう?
この男は病気で寝たきりになった家族も追い出すのだろうか?
猫じゃあるまいし家族を追放する理由に説得力が無いので星4にしました。