あらすじ
じつは、怖いお母さんが
日本の歴史を変えた!!
・浮気相手の家をぶち壊した北条政子
・金儲け命で政治にも口出しした日野富子
・息子ラブの超過保護ママ、淀殿
・息子を毒殺しようとした達政宗の母
・大奥で飲んだくれていた将軍の生母
などなど、日本史に残る怖いお母さん13人を紹介!
お母さんはいつも怖い存在だけど、昔からお母さんはやっぱり怖かった…。
ちょっとやり過ぎてしまったり、ちょっと人の意見を聞かなかったり。でもそれは、物事に妥協せず、真っ正面から取り組んで精一杯ちからを尽くした姿でもあるのです。
「悪女」「鬼姫」などと呼ばれた怖いお母さんたち。その生涯を見てみると、歴史の評価とは違った一面がみえてきます。きっと「自分らしく生きる」ことのヒントがもらえるはずです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
歴史の偉人の“お母さん”って、なかなかお目にかかれないテーマで興味津々。しかも“怖い”ときたw
パワフルすぎる怖さ、愛情が強すぎる怖さ、何やってくれてんだの怖さ…とその怖さも様々でおもしろかったな。
初めて知った時衝撃だった実母による伊達政宗暗殺未遂事件の母の義姫が、今まで怖いを通り越してヤバいお母さん筆頭の印象だったが、書簡から読み取る著者の推察に目から鱗。伊達家を守るための捨て身の母と息子の大芝居だった、の方がやはり母の立場として自然と腑に落ちるし、そうであってほしい。
浜野矩随の母の覚悟も印象深い。
Posted by ブクログ
北条政子、淀君この辺りは有名どころですが、日野富子、義姫など日本史を彩る13人の歴史上の有名人物のお母さんが、主人公の本。特徴的なのは、漢字に全てふりがなが振られているところ。ある意味、小さい子どもをターゲットにしている本のような気がしました。薄く広く日本史と有名どころの人物を抑えるにはいい気がします。鍋島直茂という戦国武将を始め、あまり取り上げられることが少ない武将のことを知れたのがよかったです。