【感想・ネタバレ】万葉学者、墓をしまい母を送るのレビュー

あらすじ

墓じまい、親の介護と看取り、葬儀……。
50歳以上なら誰もが身につまされ、心が波立つ数々のこと。
体験と学問を往来し、現代日本人の魂の底に目をこらした思索の記録。

第68回日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。

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Posted by ブクログ

介護とは距離(ポーズだけ、本人談)を置いていた万葉学者の上野さん(次男坊)が、お兄さんの逝去(ご病気で)に伴い、否応なく巻き込まれる、年老いたお母さんとの介護の日々。所謂、30日ルールに戸惑うところ、介護は情報戦というあたり、経験者ならではの記述多々あり。40代から50代への、老親との向き合い方マニュアル、ともいえる本かな。また墓仕舞い、お葬式という課題に向き合い、学者として考えたことあれこれも、書かれております。★三つであります。

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2023年01月15日

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