あらすじ
銀座ホステス・萌子は、当山という男の三年間で一億五千万円になる仕事という言葉に誘われ、稲田と偽装結婚する。だが稲田は船上から転落死を遂げ、誘いをかけた当山も二年後に事故死してしまう。事件を追う浅見光彦は高知にある平家の落人部落にたどり着く。そこに秘められた謎、一族の血を受け継ぐ美少女・佐和とのほのかな恋、浅見の周囲で事件は思わぬ展開を見せ始める。
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Posted by ブクログ
2005/12 堀ノ内(航海士)役
倒叙ものというんだ、と初めて知った。コロンボとかもこれだよね。
犯人が追い詰められていく過程が苦手だけど、今回は萌子が憎たらしく書かれているのもあって、それほど不愉快ではない。
佐和が萌子と対決するシーンがどきどきだった。
自作解説によると、諸々の事情で、今回の浅見さんはずいぶん積極的。
たまにはあってもいいよねー。
ストーリーも面白い。最後はちょっとバタバタ感はあるし、犯人が唐突な気もするけど、楽しかった!
ドラマの堀ノ内は、軽くてお調子者で、あの「浅見家」に庭に面したリビングから「お久しぶりです!」とあがりこむ。
その役がなんとも新鮮でツボ。こんな役、けっこうあってるよー。
沢村光彦シリーズにはもう少しこのキャラで出てもよかったのでは。。。と思わせる。
そして、やはり航海士のかっこ、似合う。かぶりもの似合う。制服似合う。