【感想・ネタバレ】見るだけでわかるピケティ超図解のレビュー

あらすじ

■700ページ近くの大著にもかかわらず
アメリカで半年で50万部を突破。

日本でも日本語版が出るや、ひと月足らずで10万部を超え
フランスの経済学者トマ・ピケティによる『21世紀の資本』。
いままさに話題沸騰の注目書なのです。

なぜ、これほどまでに注目を浴びているのでしょうか?

資本主義社会における「不平等」「格差社会」に対する
ピケティによる「資本主義の矛盾克服」というメッセージが
多くの人々に響いたからです。

■ピケティは資本主義社会においては
「お金持ちはよりお金持ちに」
「貧乏人はずっと貧乏のまま」であり
これまでも、これからもこの格差は拡がっていく!と
警告を発しています。

こうしたピケティブーム到来で
『21世紀の資本』(みすず書房)を手にした読者も多いようです。

しかし、聞こえてくるのは
「最初のほうだけ読んですぐに挫折した」
「何がどう問題なのか、余計わからなくなった」
という声でした。

本書は『21世紀の資本』をコンパクトに解説!

要点を絞り簡潔に順番通りに解説しています。
膨大なピケティの研究成果を、合計80点の図解でひもといていますので
完全理解することができます

■目次
第1章 なぜ、いま「ピケティ」なのか?
第2章 ピケティが『21世紀の資本』で伝えたかったこと
第3章 さまざまなデータから読み解く「資本」の実態
第4章 格差社会は拡がっているのか?
第5章 ピケティによる処方箋と批判されるポイント

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Posted by ブクログ

ネタバレ

フランスの経済学者トマ・ピケティの著書「21世紀の資本」を図解等を駆使してわかりやすく解説、「21世紀の資本」は700ページ超で5000円オーバー(紙の本)のため読みたいけど読むのを躊躇している人に向けての一冊。ピケティは何を問題定義したのか?からピケティの使ったデータ、「21世紀の資本」の核となる資本主義社会における「不平等」「格差」に対するピケティのメッセージまで噛み砕いて説明されている。

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2020年03月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ピケティの本について、わかりやすく図解、解説を行った本。要約がわかりやすく良著。

<メモ>
・資本主義がr>gであるために、資本をもとに投資で得られる収益率が労働賃金の上昇率を上回り、格差が拡大することを指摘したのが本質。資本収益率は4〜5%で、先進国経済成長率はせいぜい1.5%程度とのこと

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2018年05月19日

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