作品一覧

  • 見るだけでわかるピケティ超図解
    値引きあり
    3.0
    1巻660円 (税込)
    ■700ページ近くの大著にもかかわらず アメリカで半年で50万部を突破。 日本でも日本語版が出るや、ひと月足らずで10万部を超え フランスの経済学者トマ・ピケティによる『21世紀の資本』。 いままさに話題沸騰の注目書なのです。 なぜ、これほどまでに注目を浴びているのでしょうか? 資本主義社会における「不平等」「格差社会」に対する ピケティによる「資本主義の矛盾克服」というメッセージが 多くの人々に響いたからです。 ■ピケティは資本主義社会においては 「お金持ちはよりお金持ちに」 「貧乏人はずっと貧乏のまま」であり これまでも、これからもこの格差は拡がっていく!と 警告を発しています。 こうしたピケティブーム到来で 『21世紀の資本』(みすず書房)を手にした読者も多いようです。 しかし、聞こえてくるのは 「最初のほうだけ読んですぐに挫折した」 「何がどう問題なのか、余計わからなくなった」 という声でした。 本書は『21世紀の資本』をコンパクトに解説! 要点を絞り簡潔に順番通りに解説しています。 膨大なピケティの研究成果を、合計80点の図解でひもといていますので 完全理解することができます ■目次 第1章 なぜ、いま「ピケティ」なのか? 第2章 ピケティが『21世紀の資本』で伝えたかったこと 第3章 さまざまなデータから読み解く「資本」の実態 第4章 格差社会は拡がっているのか? 第5章 ピケティによる処方箋と批判されるポイント

ユーザーレビュー

  • 見るだけでわかるピケティ超図解

    Posted by ブクログ

    経済的な歴史や用語の解説をしてから、ピケティの理論のエッセンスを解説。対話形式で書かれているところも分かりやすい。

    経済システムの変遷
    封建社会→絶対王政→(産業革命)→レッセフェール→(共産主義)→修正資本主義→新自由主義。資本所有の自由と労働者人権の拡大と縮小を繰り返し、今は新自由主義に至る。

    理論前提
    グローバル化→世界の技術水準は統一化する→世界のGDP比≒人口比となり、世界全体では現在3.5%の経済成長率が1.5%。

    過去2度の大戦時のインフレによる資本の減少
    →格差是正のヒント。

    資本/所得比率のU字曲線
    →対戦前450%、対戦後250%、現在450%、21世紀末750%=

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    2021年06月27日
  • 見るだけでわかるピケティ超図解

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    フランスの経済学者トマ・ピケティの著書「21世紀の資本」を図解等を駆使してわかりやすく解説、「21世紀の資本」は700ページ超で5000円オーバー(紙の本)のため読みたいけど読むのを躊躇している人に向けての一冊。ピケティは何を問題定義したのか?からピケティの使ったデータ、「21世紀の資本」の核となる資本主義社会における「不平等」「格差」に対するピケティのメッセージまで噛み砕いて説明されている。

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    2020年03月29日
  • 見るだけでわかるピケティ超図解

    Posted by ブクログ

    長期的に見れば「世界経済の成長率は1〜1.5%」「資本の収益率は4〜5%(リスクはある『賢ければ』リスクを回避できる可能性有『お金持ちは一般的に貧乏人より賢い』{民主主義は多数の貧者を騙すことで成立する、だませなくなると暴走して開戦したりファシズムになったり国家破綻したり})」。マルクスは『絶対窮乏化』ではなく『相対‥』を言ったので両者の分析はほぼ一致する。日本の戦後高度成長は敗戦により文化財が破壊された代償、ヨーロッパの蓄えた富も戦争で破壊された。格差拡大の米国。GDPを増やすのは解決にならない、では?

    資本主義の貧困格差について。①開発途上国⇒縮小。先進国⇒拡大。②富裕層=資本所得⇒不労

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    2020年03月18日
  • 見るだけでわかるピケティ超図解

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ピケティの本について、わかりやすく図解、解説を行った本。要約がわかりやすく良著。

    <メモ>
    ・資本主義がr>gであるために、資本をもとに投資で得られる収益率が労働賃金の上昇率を上回り、格差が拡大することを指摘したのが本質。資本収益率は4〜5%で、先進国経済成長率はせいぜい1.5%程度とのこと。

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    2018年05月19日
  • 見るだけでわかるピケティ超図解

    Posted by ブクログ

    最近、話題のピケティ『21世紀の資本』の主張をかいつまんで知るには手ごろな一冊だと思う。ただ、わかりやすいとはいっても、経済学の素養がないと、十分に理解するのは難しかった。また、概説なので仕方ないところはあるが、ちょっと議論が雑なのではないかと感じるところがあった。

    0
    2015年08月15日

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