【感想・ネタバレ】売れる文章術のレビュー

あらすじ

■セールスレター、メルマガ、
DM、ランディングページなどお客様が目にする媒体は多い。

ブログ、フェイスブック、ツイッターなど、
多くの人がビジネスで文章を書く機会が増えている。

しかし、文章というものは書くのに時間がかかり、
面白い文章を書くには難しく、何を書いていいか分からないという人が多い

まして、ビジネスにおける文章となると
売り込まなくてはならない、読んでもらえない‥など

この本は、大手企業から教員、女子高生や小学生まで、簡単に文章が書けたという実績のあるノウハウ。

その効果は実証済み。その驚異のメソッドとは……。

■使うのはたった1枚のシートだけ!

著者は元住宅メーカーで設計士をし、
将来の独立のためには営業力が必要と、営業の世界に飛び込んだ異色の経歴を持つ。

しかし、建築設計のような文章デザイン法と
ビジネスでの営業の経験が画期的な文章作成シートを生んだ。
それが「エンパシーチャート」と呼ばれるものだ。

エンパシーチャートとは、
あなたの思いやお客様のネガティブやポジティブな思いを
付せんに書きながらシートに落とし込み、そのあとで、付せんを置き換えながら、
お客様の感情の起伏を購買につなげるというもの。

作業は「埋める→貼る→つなぐ」のたったの3ステップ。

・売り込み文、あおり文に疑問を感じている人
・忙しくて、文章を書く時間がない人
・自分らしい情報を発信していきたい人
など、書く苦しみから解消される文章作成法です。

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Posted by ブクログ

エンパシーライティングや寄り添いマップを使って、共感を呼ぶ文章を書くための方法が書かれている。相手の不満や、こちらが与えられるベネフィットを考えるのに、全脳チャートのような表を使うのが特徴。

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2014年11月30日

Posted by ブクログ

顧客に「共感」されるセールス文章を書いて、あなたのビジネスをさらなる飛躍をもたらそう、が本書のテーマです。

これからのセールスやビジネスのキーワードは、「共感」です。

共感される この人なんか好きだなあと思ってもらえること
共感する もし私がこの人だったらと相手に思いを寄せること

重要なのは、 共感する ⇒ 共感される という順番であること

シンプルな1枚の文書作成フレームワークである、「エンパシーライティング」シートをつかって、共感されるセールス文章を書く

気になったことは以下です。

・セールスするのは、あなたのためではありません
・セールスは、あなたの商品やサービスを待っているお客様のための行為です
・そのためには、売り手からのあおりではなく、共感によってビジネスを構築したい
・何を、あなたが伝えたい ではなく 何をどういう順番でお客様が知りたいのか、視点の反転で、文章を書く必要がある

・読んでもらえない ⇒ それは存在しないこと
・1行目をまず読んでもらうためには タイトル・書き出しが重要
 ①話題性、②数字、③損得、④疑問、⑤対立、⑥逆説、⑦脅威、⑧擬音、⑨会話、⑩名言 などで関心を得る
 タイトルは最後に考えること
・何でもできる≒何もできない ⇒何を書くのかよりも、何を書かないのか
・シンプルに、1記事=1メッセージ

・相手のイメージを膨らませる VAKモデル
 人間の五感は、視覚V、聴覚A,体感覚K の3つに区分される 見える、聞こえる、感じるに訴える

・相手のことを考えずに、大声で叫べば叫ぶほど嫌われ、避けられ、逆効果になる
・SMSなど、そもそもお客様に読まれていない
・情報量の多さ:現代人が1日に触れる情報量は、平安時代の一生分、江戸時代の1年分にあたる ⇒わたしたちの日常には情報が飽和している

・セールスレターを読む相手が誰なのか

・セールスレターを用意する

 ①あなたが達成したいゴールは何ですか
 ②あなたが相手にとって欲しい行動は何ですか
 ③テーマをひと言でいうと何ですか
 ④ストーリーを描く、相手が知りたい順とは何ですか
 ⑤ストーリーをもとに文書化する
 ⑥テーマ・タイトルに結晶化する

 あなたが達成したいゴールを明確にするだめでも、文章力は向上します。 ⇒ あなたは何のために、その文章を書きますか

・一晩おいてから、4時間かけて、返信文を何度も何度も書き直す

・人の心が動く時、そこにはストーリーがあります。ストーリーに引き込まれて、ストーリーの中にいる時間が長ければ長いほど、相手はあなたへの共感を深めていきます

・インターネットでHPを立ち上げた画面を、ヘッドラインという、ヘッドラインが売上を制す
 ①ターゲットが明確
 ②ベネフィットが明確
 さまざまな要素を削ぎ落し、最もシンプルなセールスレターの形とする

・メリットとベネフィットの違いを知る
 ①メリット 商品のウリ、特徴、機能
 ②ベネフィット メリットによってもたらされる顧客にとってよいこと、体験、変化
 お客様が知りたいのは、メリットではなく、ベネフィット
・メッセージを絞りこむことは、ターゲットを絞り込むこと ⇒ 設定したターゲットやその周辺のお客様の成約率が高くなる
・ベネフィットに入れるべきメッセージ
 ①直観的にわかる
 ②手っ取り早く、簡単
 ③新しい情報、好奇心がくすぐられる

・ターゲットとベネフィットでセールスレターに軸をつくる ⇒軸ができれば、文章にブレがなくなり、一貫性のあるメッセージがお客様の心を動かす

・文章を書く習慣をつけよう
 習慣化できれば、人生の質がかわる
 習慣化するためには、1%を毎日続ける

・マザーテレサの言葉
 思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから
 言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
 行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから
 習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから
 性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから

・行動なき思考はゼロ、考えているだけでは何も生み出しません ⇒ 平たくいえば、やってみなかればわからない ⇒ 実践ー>実験ー>実績
・夢は紙に書くと叶う、メカニズム ⇒文章で夢が叶う時代 書くことであなたの未来をカラフルに彩ってください

目次

はじめに 文章が売上を劇的に変えることを99%の人は知らない
第1章 なぜ多くの人がセールス文章を書くのに苦しむのか?セールス文章にひそむ「7つの落とし穴」と、その突破口
第2章 売れる文章を書く前にあなたが知っておくべき、売れるプラットフォームを作る3ステップ
第3章 リアルな事例から読み解く、「共感」と「結果」を生み出す、売れる文章8つのメカニズム
第4章 売上の8割を支配する売れるヘッドラインの作り方
第5章 それでもうまくいかないときに読む5つのヒント
おわりに 文章で夢が叶うメカニズムをついに解明
エンパシーチャートで結果を出している70名の声

ISBN:9784894516410
出版社:フォレスト出版
判型:4-6
ページ数:272ページ
定価:1500円(本体)
発売日:2014年11月23日

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2023年05月31日

Posted by ブクログ

文章を書く力はライターやマーケターばかりではなく、組織で働く上でも活用できると思っている。

この本はシートを活用したフレームワーク例がいくつか載っていた。
書かれたことはターゲットを絞って明確な相手にメッセージを送ることなど、比較的わかりやすい聞いたことのある内容だったが、
そこに対するプロセスを一枚のシートで表現されているのはすごいと思った。

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2022年11月29日

Posted by ブクログ

具体的なツールの紹介があり、ぜひやってみたいと思わせる内容です。ただし、報告用の文章ではなく、フェイスブックなどでの共感がメインとなる文章を書く人向けです。

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2017年01月31日

Posted by ブクログ

文章を書く時、ゴールを明確にする。何故なら共感が得られやすくなるから。
自分の伝えたい1人の為に書くと、他の人にも共感されやすい。
ターゲットを明確にすると訴求力が強くなる。
湖に小石を投げた時に波紋が広がっていくのと同様、その1人から多くの人に広がる。
いつでも、なんでも、という風に全体にアプローチすると、特徴がなくなりかえって売れなくなる。
モーニングショットの様に朝限定にすることにより特徴が出て、朝以外にも飲むという選択肢だけにはならない。
餃子の王将なども、餃子を一点に押し出すことにより特徴が出せ、そこから派生して他の商品も売れる。
売り込むことを絞ることにより、他の商品や時間軸が派生して売れる。



人は「感情」で決定し「論理で」それを正当化する。

メリット=商品のウリ、特徴、機能
ベネフィット=メリットによってもたらされる良いこと(体験、変化 )
まずメリットを考え、そのメリットから得られるベネフィットを考える。

その人にとって今買わないと損する理由、今買うと得することの理由、両方のイメージをさせてあげる。

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2015年03月04日

Posted by ブクログ

No.709
全脳思考でご一緒させてもらった中野さんの2作目。

共感をいかに引き出すかというノウハウのかたまり。

ステップを踏めば誰にでも書けるように噛み砕かれてるのでわかりやすい。

あのフューチャーセッションも、エンパシーライティングだったのか!さすがです。

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2014年11月23日

Posted by ブクログ

【文章で夢が叶う時代】
このワードにとても惹かれて心が踊り一気読みしました。 
学びと発見が多い内容でした。
Instagramに慣れてしまい、ブログを書くのに躊躇してる方に特におすすめです。
《はじめ》から《おわりに》までガイドしてくれる本です。それに沿って進んで行けばゴールまでたどり着けます。

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2023年06月27日

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