【感想・ネタバレ】なぜ、脳は神を創ったのか?のレビュー

あらすじ

■「仕事」で売り上げが上げられず、神頼みをしてしまった
「恋愛」をしているなら、恋愛運や運命の人と…
など
そんな経験があるのではないでしょうか?

そもそもあなたは
「神様や仏様を信じていますか?」

脳機能学者であり、認知科学者、分析哲学者、
天台宗ハワイ別院国際部長、チベット仏教カギュー&ゲルク派
傳法大阿闍梨である苫米地英人が現代人への

「信仰に頼らなくてもいい幸福な生き方」を示した本です

■「宗教」と神のカラクリを知らない人は騙される!

日本人は無宗教だといわれることが多いですが、
無宗教といわれる人でも墓参りでは仏教様式の人が多いはずです。

宗教ではないですが、近年流行っているスピリチュアルブームも
何かを信じる、信仰するという意味では同じです。

信仰の自由はすべての人に保証されていますが、
戦争を起こすきっかけになったり、カルト教団に勧誘されたりと、
いいことばかりはありません。

人が見えないものを信じるときすごい力が生まれます。

本書を読めば、
「なぜ、人は宗教を求めるのか?」
「なぜ、煩悩のない神のお告げを信じて、殺し合いをしてしまうのか?」
「なぜ、一部のキリスト教原理主義者は産婦人科医を殺せるのか?」
「なぜ、イスラエルのヒルトンホテルでは肉とミルクを注文できないのか?」
「なぜ、アメリカはドイツに原爆を落とさなかったのか?」」
「なぜ、ゲーテルは全知全能の神がいないと証明できたのか?」
などといったことがわかるようになります

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Posted by ブクログ

ネタバレ

仕事でへこんでいた時に、米地英人さんの本を手に取り、
ポジティブ思考になるノウハウに感化され数冊読んだ。
そうするとどの本にも宗教のことが書かれていた。
以前から興味がある分野であったので、この本も購入した。

目から鱗だった。

本物の神が存在しようがすまいが、私たちが描く神とは、
人間の脳がつくりだいしたものである。

人はなぜ信仰心を必要とするのか?
①完全情報を求めて
②シャーマニズムにみられる醸成
③死への根源的な恐怖

そして、信仰心が権力を生み、支配を生み、秩序をもたらし、
さまざまな社会システムを生みだし、国家が生まれる。



目次
序章 なぜ、脳は神をつくったのか?
第1章 人はなぜ神を必要とするのか
第2章 宗教と統治力
第3章 神は存在するのか?
第4章 西洋のキリスト教と東洋の仏教
第5章 神・宗教から自由になる方法

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2012年01月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 私は、会社帰りに本屋さんに立ち寄ることを習慣にしていますが、この本の著者、苫米地英人さんは、 ご自身の著書の帯に必ずと言っていいほど顔写真が載っていて、髪を真ん中から分け、後ろで縛っている顔写真は、 以前から、何となく怪しいなぁ~と思っていました。
 ところが、この苫米地さん、なんとカーネギーメロン大学で、 博士号まで取得した方とのことでした。 手にとって見ると、読んでみたいと思わせる部分があったので、 購入して帰宅しました。

 法律は、「既得権(利権)を持っている人たちが、自分の既得権を守るために生まれた」という話を聞いた時、納得してしまいました。
 ある意味、神も、既得権を持った人たちが、自分の既得権を守るために、創造したものなのかもしれません。
 法律や神を創った人は、既得権を持っている人。
 法律を守って、神を信じている人は、既得権を持っている人に、貢いでいる庶民。そういう構図があるのかもしれませんね。
 私たちが守り、信じているモノは、私たちが守り、信じる価値があるものなのでしょうか?
 政権交代が有ったおかげで、政治の裏側がちらちら見えるような気がしますが、価値観が異なる人たちが、国家として統制を持って共存するために、法律や神(信仰)は、必要悪なのかもしれません。
 神(信仰)は、誰かが自分の既得権を守るために開発したものかもしれません。私たちは、人の創った価値観に踊らされることなく、自分の価値観を創造し、それに従って生きるべきなのかもしれませんね。

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2013年04月14日

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