【感想・ネタバレ】乙女なげやり(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

ひとはいつまで乙女を自称しても許されるものなのか。そんな疑問を胸に抱きつつも、「なげやり」にふさわしいのは、やっぱり乙女。熱愛する漫画の世界に耽溺し、ツボをはずさぬ映画を観ては、気の合う友と妄想世界を語り合う。気の合わない母との確執も弟とのバトルも、日常の愉楽。どんな悩みも爽快に忘れられる「人生相談」も収録して、威勢よく脱力できる、痛快ヘタレ日常エッセイ。

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「『三浦しをん』というのは、エッセイ担当の『みうら氏』と、小説担当の『をん』からなるユニット名なのだ。うそだ。」

信じてしまうぐらい別人格。エッセイの勢いがすごい。

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2020年09月04日

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美術に造詣がない人間だから
解説が書かれがちな現代美術ならなるほど感があって
なんとなく満足感があったんだけど

しをんさんがおっしゃる通り
解説があると解釈の幅は狭まるよなぁ

解説できる内容であること自体が評価されてる点、的な部分はおもろいし気づかなかったなー

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2025年06月19日

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相変わらず面白いし、幸せな気持ちにしてくれるエッセイ…
あれらの小説を書いた人とは思えないほどの自由っぷり!

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2022年04月29日

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三浦しをんさんのエッセイ。
三浦さんの小説は暗いものもある。
そんな三浦さんのイメージで読むと、別人の様。
毒も吐き、愛も吐き、ぐうたらしたりもする。
肩の力はとりあえず抜いて読めるよ~。と薦めたい。

初めて三浦さんのエッセイを読んだ。
面白いと知人に紹介してもらって、自分が好きなタイトルのものを選んだ。
“乙女”は私のときめく言葉だ。
それに“なげやり”という何だか勢いのあるワードがついていて好みだなと思った。
内容も最近私がたまたま読んだり触れたものが出てきて、そういう偶然(本を読んでいると時々起こるやつ)に更に楽しく読むことができた。
また他のエッセイも読みたい。
あくまでマイペースな時期に、だけれど。

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2019年05月16日

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しをんさんの妄想に富んだエッセイ、やっぱり面白かったです。漫画のこと、家族のこと、お友達との会話等々、しをんさんのフィルターを通すと見え方が違うのだろうなぁと思いました。読んでいて一番安心するところは、しをんさんがダラダラと一日を過ごすくだりです。実際のしをんさんはそうではないと思いますが、何となく私のダラダラした怠けグセを肯定されたようで安心してしまいます。それは良いのか、悪いのか…(笑)

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2018年03月10日

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初めて彼女のエッセイなるものを読んだ。面白い!吹き出したり、クスクスしたり。まるで女性のおしゃべりそのもの。

それぞれ一応のタイトルは付いてるけれど、女性特有のおしゃべりと一緒で次から次へと話題は流れていき、学校や喫茶店での女同志の会話が書かれているような感じだった。

好きなものは妄想止まらず、嫌いなものはコケおろすような面白さ。作中で話題になってる作品などは知らないものもあったけれど、それでも充分笑える。

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2014年01月09日

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三浦しをんのエッセイ。相変わらず面白い。前読んだのより、前に出されたやつだ。船の中で読んでたから笑いながら読む不気味な人になってしまった。しかし、吹き出さずにはいられない。人生相談の部分も面白い。長いあとがきも面白い。三浦しをんはやめられない。

2013.1.5
再読。年末年始に三浦しをんのエッセイを一気読みしよう、と思って借りたもの。でも結局1冊も読まず…。これから読むかな。面白かった。弟とジロウ君が怪しい、ってのはよく覚えていた。しかし、最近筆者の写真を見るようになって、これでぶたさんと呼ばれんなら、私は大ぶただ。

2015.5.26
再読。私、意外と繰り返し読んでんだな。
ついに弟の友達・ジロウ君登場。あとがきでは引越ししたことにも触れられている。しかし、ナッキーの夫さんはいいなぁ。こういう結婚生活ならしてみたい。そして私の読みたい漫画リストにこの三浦しをんのエッセイに出てきたのがいかに多いか。いやー、影響受けてるな。まだ読んでないのがいっぱいだけど。あー、早く仕事辞めて本とか漫画とかいっぱい読みたい。あとこの巻?は白い巨塔のドラマについてが大変多い。ドラマ見てないけど、笑える。本当三浦しをんは読書家だ。

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2015年05月26日

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丸出しなところが本当に好き!
でも、三浦しをんさんのお母さんが本当に苦手
読んでるだけで、一生会わないのに嫌
なんだったら街で会う嫌なおばさんが全部そうかもって思っちゃう!

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2024年04月28日

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 三浦しをんさん、好きな言葉は「立って半畳、寝て一畳」、それくらい動かないでいたいとのことですw。漫画を読むのが好き。煙草はキャスターマイルド。合コンやホームパーティは苦手、同じ村に住む者同士が歌ったり酒を飲んだりしながら野山でセックスするほうが明朗会計w。外出する予定でもないかぎり、風呂に入らずにいたい。そして、それを実行している。でも、年に何度か無性に温泉に行きたくなる。 三浦しをん「乙女なげやり」、2004.7刊行、2008.9文庫。とても親切な村の郵便局の話は感動しました!

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2021年08月16日

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再読。相変わらずマンガを読んだり、映画を見たり、ドラマを見たり、妄想したり、を繰り返しています。それだけなのに、この安心感と楽しさ。フシギ。

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2017年02月07日

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秘密の花園と同時進行で読んでいたから、時々のけぞった。はじめ、同一人物と思えない!と思ったが、読み終わると妙に腑に落ちるんだな

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2014年07月18日

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