あらすじ
混沌、自然、魂――この言葉の中にこそ、日本人の本質がある。現代における「人間復活」をめざす日本人再発見の書!
〈主な内容〉
「かんざし」から植物の生命力を吸収する/ピカソの絵と『和泉式部日記』は共通する/孫は祖父母の生まれ変わり/はたして「通い婚」は野蛮なのか/死ぬのは「普通のこと」、生きるのは「予想外のこと」/老人こそ智者/「神道」は人類共通の宗教である/日本人は個性より関係を尊重する/「アイデンティティの確立」は本当に必要なのか
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Posted by ブクログ
全体的に見ると、古典と日本史を足して2で割って哲学を少々ふりかけたような内容だなぁと思った。
こういうのは割と好きなので、勉強になったし面白かった。
現代日本人は昔のような価値観を忘れていると確かに思うし、その精神を見習うべきというか、思い出すべきだと思うところもある。しかし全部を全て昔の価値観に戻すべきとは思わないので、ん?と思うところもあった。
個人的な意見(素人)としては「横軸も縦軸も全部取り込んで、大事なとこだけ変えないように、いいとこどりの魔改造したらいいんじゃないですかね?なんせ混沌日本(クレイジージャパン)なので。(褒め言葉)」と思った。