【感想・ネタバレ】拵屋銀次郎半畳記 汝 想いて斬 三のレビュー

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Posted by ブクログ

「剣戟文学」と帯に書かれていて、確かに闘争の場面が激しい作家。一方、調べた知識を詰め込んだ箇所はゴシックで表現するという変わった文体。また恋愛表現が苦手なのかヒロインが出てもあっさり終わる。前作では大坂にいた女性を見初めて、江戸の屋敷まで呼んだのに、そのまま放置。今作ではその女性が行儀見習い先で賊に襲われて命を失ったのに、あっさりとしたような感じ。もっと憤怒に燃えるとか無いのかな。
今シリーズも最後は一人で殆ど敵を殲滅。3作目にして終了するが、黒書院監察官大目付の職に任じられてから「拵屋」とは離れる一方で、このタイトルのままで続くのだろうか?

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2022年03月17日

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