あらすじ
ベルリンで暮らし始めて一年。冬には友人と温泉で新年会をしたり、家で味噌を仕込んだり。春になったら青空市で見つけた白いアスパラガスに、薄切りハムとオリーブオイルを添えて。短い夏には美味しい味と素敵な出会いを求めて、リトアニアとポーランドへ。秋には家でリンゴケーキを焼いたり、縫い物をしたり。四季折々の暮らしを綴ったエッセイ。
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Posted by ブクログ
やっぱりいいよねぇ。小川糸のエッセイは、日々の何気ない幸せがいっぱい詰まっていて憧れる。大きな幸せも、小さな幸せも発見できる秘訣を教えてくれる。
あと、読んでいたらドイツについて知りたくなる。自分もドイツはそんなに美味しい物がなく塩辛いビールの国というイメージだが、この本を読めばそんなイメージは固定概念なんだと思わされる。
日本より住みやすいかと言われたら、そこは慣れなのかもしれない。日本独自の窮屈さにうんざりする事はあるが、宅配の話なんかを読んでいてると、あぁ、日本で良かったとしみじみ思った。
リトアニアやラトビアなど、普段なじみのないヨーロッパの国々の話を聞けることも嬉しい。これからもお出かけのお供に読んでいきます。
Posted by ブクログ
ベルリンで暮らしている話なので、旅先のような新しい発見もありつつ、日常に触れられていいなーと思った。
丁寧な暮らしは時間と余裕がないとできないけど、ゆるゆると過ごす時間を大事に、日常っていいなと思えるようにしていきたい。
Posted by ブクログ
ベルリンで暮らし始めて1年、2018年正月からのエッセイ集です。小川糸「グリーンピースの秘密」、2021.2発行。①ドイツ語は世界の言語の中で最も厳密な言葉。行間を読むなどのグレイゾーンなし。日本語と真逆。ドイツの電車で、2人が席のことで口論、内容は不明でしたが省略されてない言葉だと感じたことを思い出しましたw。②街路樹、公園の木、1本1本に番号があり健康状態がチェックされている。まさにドイツですね! ③家の前に「どうぞお持ちください」と椅子やお皿など。→ゴミなんて、ない! 素晴らしいと思います。
Posted by ブクログ
小川糸さんと愛犬のゆりねちゃんがドイツのベルリンで生活した時のエッセイのような日記のようなお話。
ドイツでの生活が糸さんの目から驚きや楽しみ方や、ゆりねの事や日本にいるペンギン(夫)の事や(時々ドイツにやって来て一緒に生活もするけど)友だちとのことなど糸さんのやさしい文章と料理の事も含めて盛りだくさんに書かれている。糸さんの心地よい文章満載です(^-^)