あらすじ
否定的なイメージの「挫折」ですが、それを経験した人間だけが、これからの不安定な時代を愉快に生き抜くことができます。なぜなら、「挫折」という極度のストレスにさらされることで、ビジネスで最も必要な「打たれ強さ」を手に入れられるからです。さらに、「挫折」を経験することで、「過去のリセット」「敗因の分析」「己を知ること」ができ、それこそが成長への近道となるからです。本書でいう「挫折力」とは、この「挫折を愛し、乗り越え、活かしていく力」を意味しています。本書は、数々の企業を再生させたプロフェッショナルが若い世代に贈る「希望の書」となっています。
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Posted by ブクログ
何等かの問題に対処するとき、私は自分の信念に従えば、必ず自分自身に対してはいつも清廉潔白でいられると思っていた。しかし、世の中には、どちらも同じくらい大切なのに無理矢理に秤にかけて、血を吐く思いでどちらかを選ばなければならない状況も存在するらしい。そのようなことが起こり得るのだ、というのが、これまでも分かってはいたつもりだったが、今回はそれがとても生々しく感じられショッキングだった。
そのとき、どうするか。
著者は、逃げずに向き合い、必死になって解決の努力をするしか方法はないと言った。
非常に重みのある、現実味のある内容であった。その点で、良書であったと感じる。
Posted by ブクログ
挫折とは挑戦すると言うこと
若いうちに挫折を沢山経験すると
だんだんと挑戦することの恐れがなくなったり
挫折した時の対応がうまくなったり精神的にも強くなったりする。
優等生、失敗をしてこなかった人間よりも
たくさんの挫折をして来たことが大きな強みになり履歴書上でも有利になれる。周りにも優等生でなく、挫折をして来た人がいたほうが、お互いの理解があり、もし、世界を敵に回してしまったような挫折をしてしまっても、味方になってくれる人がいると、心強い。
リーダーとしての話がよく書かれていて、部下を切る勇気や、敵を減らしていく方法も書かれていた。
20-30は自分を磨くために時間とお金がある。
挫折は本当の仲間と出会える