あらすじ
結婚式の日に謎の女性によって殺されてしまった主人公・ミリィは、目が覚めると異世界の公爵家の末っ子長女に転生していた! しかも転生先の公爵家には個性豊かな美形のお兄様がなんと六人もいて!? 愛され美幼女となったミリィは家族からの溺愛を一身に受け、ぬいぐるみや着ぐるみの現代知識チートを生かしてすくすく育っていくが、前世にまつわる悪夢も見るようになる。やがてミリィは前世で自分を殺した謎の女性との因縁に気が付く。さらに、寂しい瞳をした黒髪の美少年カイルと知り合ったミリィは、彼を放っておけず、七人目のお兄様――家族になってもらうことを提案し……。最強無敵な愛され幼女物語開幕! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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自身が殺された記憶を持ったまま転生した先が赤ちゃんで。
てっきり乙女ゲーのどこぞの令嬢とかそういう話かと思ったら全然違った上に
転生している訳や設定がしっかりあって、なるほどなぁと思ったけど、
その大本の根本的原因があっさり解決したのにはびっくりした。
1巻は赤ちゃんに転生して、赤ちゃん~幼女としての日々の暮らしがほとんどで、
癒やしと笑いで面白かったけど、その後が気になるかといったらそうでもないかな。
癒されたー!
6人のイケメンお兄ちゃんから溺愛されるミリィが羨ましすぎる!私も溺愛されたい!
ただただシスコン兄達との日常なので癒しの塊ですよ。最後まで幸せな気持ちでいっぱいです。
繰り返す転生の真相についてはあっけなかったなぁと。もう少し真相に辿り着くまでの苦労があっても良かったかな。
7人目のお兄様は将来の旦那様になるのかなぁ?お話は続くのかなぁと想像しながら次巻が出版される事を期待しています。
ほのぼのとしたお話
転生ものだけど、主人公が何度も同じ人物に殺される人生を繰り返しているという特殊な設定でした。
1巻は赤ちゃん〜6歳までのお話。
両親と6人の兄たち(途中で兄貴分が1人増えて『七人の兄たち』になる)にひたすら溺愛されている様子は、読んでいて癒やされました。
上の兄弟に愛される感じは他作『リセット』に通じるものがあったけど、そちらと違い魔法が一般的でなく敵もハッキリしていないので何がテーマなのか少しわかりにくかったです。
終盤、何十回殺された相手と再会し関係改善が図られましたが、これで解決?と呆気なさが残りました。
神々の理屈を持ち出されると、只人である私には理解し難く思えました。
では面白くないのか?と聞かれると、魅力的な兄達に溺愛される美幼女の図は読んでいて楽しかったです。