【感想・ネタバレ】125歳まで生きる方法:循環生理学者が最前線の研究から伝えたい、長生きする秘訣50のレビュー

あらすじ

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体に関する素朴な疑問に生理学者、西田育弘先生が答えるQ&A集。

イラスト入りでわかりやすく解説した一般向け生理学入門書であり、「生き方」の手引き書です。

からだのしくみが正しく理解できると、自分の体と上手くつきあっていく方法が見つかります。ひいては、健康に生きるためのヒントも見つかります。本書は、日常の中によくあるような「体の疑問や不思議」、「不調の原因」や「秘められた可能性」などを取り上げ、「生理学」という文法でおもしろ・たのしく解明していきます。

「健康は完璧な状態を望みがちだが、本来はどこかに欠損があっても、それを気にせず生きることが健康である」「人の寿命は125歳にセットされている。なのに、その前に死んでしまうのはなぜなのか」「甘い物や塩辛い物は身体に毒とされるが、本来は生命を維持するのに必須。それはなぜか?」「脂肪は敵か? 味方か?」など、一般的に常識と思われていることが、生理学からみると非常識ということが実に多いと筆者は指摘する。身体のことを知らないと、私たちは間違った身体の使い方をしてしまい、それはそのまま、間違った生き方につながる。

寿命125年という、人が授かった本来のポテンシャルをどこまで引き出せるのか。本書で、そのための50のヒントを紹介していく。

「なぜ風邪をひくの?」「おいしいものを食べると、幸せな気持ちになるのはどうして?」「美容の大敵『むくみ』はなぜ起きる?」など、身近な生活の中で湧き出る素朴な疑問から、「エネルギー生産工場の主『ミトコンドリア』とは?」など、生理学の専門用語まで役立つヒント満載です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

循環生理学者が伝えたい長生きする秘訣ということだが、内容は身体の仕組みに関するQ&Aであり、125歳まで生きる方法が書いてあるとは思えない。
本書にもあるが、肉体の寿命としての125歳を生きることよりも、肉体・精神・心・社会的な健康と幸福、それは完全無欠のものでなくてもよく、80歳でも充分かもしれない。とすると、身体や健康に関する知識と行動だけでなく、心を磨くことにも注意する必要があると感じた。
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2015年09月20日

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