【感想・ネタバレ】ニューヨーク、雨でも傘をさすのは私の自由のレビュー

あらすじ

思いがけずニューヨークに住むことになった筆者。ある日、自宅に突然ターミネーターがやってきたり、街中でやたらほめられたり、スーパーでおせっかいな地元民に忠告されたり。地下鉄で歌う人、踊る人、ドラァグクイーンの英会話講師、ヴィーガンの友人、ダウンコートにビーサンで闊歩する奔放な街の人々――そんなニューヨーカーたちと触れ合い、生活するなかで、いつしかのびのびと生きられるようになっていった。ニューヨークがきっと好きになる。人生が今よりちょっと自由に感じられる、書き下ろしエッセイ。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

とても読みやすく面白かったです!
海外の生活に興味があるので日常を書いている書籍は好きなのですが、文章が読みやすく頭で想像できるような本でした。
海外に行った時に感じた事(ちょっと料理しただけで火災報知器がなる、レジ係のnextという声、気さくに話しかけてくる、自由)本当に共感しました。

ヴィーガンの方との話も興味深かったし、私も知人にイスラム教の人がいて何となく読んでいて気持ちがわかりました。

サイレントディスコは、初めて聞きました。おもしろい。

0
2025年10月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

多様性という自由。著者のニューヨークでの経験が沢山書かれていました。私もニューヨークに長く住んでいたらもっと面白く、共感できる部分があるんだろうなって思いました。(住んでみたいなぁ)
インテリアの話好きです。私も考えてみようと思いました。

0
2025年02月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

旦那さんが美容師で、旦那さんにくっついてアメリカに移住したライターのエッセイ的な文章。エッセイというよりも、軽い日記みたいなもので、深い考察やらニューヨークで戦う家族それぞれの深い思いなどは全く届けておらず、どちらかというとサラッと撫でた感のある手記に仕上げている。敢えてなのか、長く住んでいた割に驚くほどローカルと馴染んでいないように見えるので、ニューヨークに行ってみた感じを味わうのにはいいのかもしれないが、住んだら全く違う印象である、という点を感じてしまった。たまたま住んでいるからなので、ある意味住んでいる人が読むものではなかったのかもしれない。。。
ゼイバーズで、ペットボトルを開けて飲んじゃっている人も、結局レジでお金を払う。それで全く問題ない。そんなシーンは確かによくある。自己判断で赤信号でも渡るし、雨で傘をささない人もたくさんいる、というか傘の方が少ないか。。。でもなんでろうね、というのをニューヨーカーと話してみると、その意外な答えにびっくりしたものだ。何度も出てくるのはブルックリン、住んでいるのはその北側ウィリアムズバーグで、確かに日本人美容師さんが多く住んでいる場所で、すぐ隣は完全なユダヤ系の住処となっている場所。おしゃれなカフェもあり、日本で見るおしゃればカフェもここを真似したのか、、というようなところもたくさんある。マンハッタンの真ん中は、決してそうではない気がする。極めて高いセンシティビティと、絶妙な配慮を持った英語を駆使する、非常に奥深い人たち。これがマンハッタンに住みつづけている人の印象だ。金融、弁護士、音楽家、出版関係者、大きなお金が動くからこそ、大きな仕事ができる、この戦いには、家族全員が挑み続けるしかない。甘くない、ニューヨーク、が現実ではあろうと思う。ブルースウィリスも、リチャードギアも見かけたけれど、それで何か?かっこいいね、くらいの一瞥程度がニューヨーカーのプライド。エミネムも近所にいるし、日本の芸能人もいる。彼らも、決して労せずしてここにいるわけではないんだろうと思えるのが、ニューヨークなのかもしれないなというのが個人的な感想だけど、もっと深掘りしてみたい。

0
2022年09月12日

「エッセイ・紀行」ランキング