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Posted by ブクログ
「始皇帝」と「項羽と劉邦」の二部仕立て。「始皇帝」は、30代後半で天下統一という大事を成し遂げた政の奇才ぶりを楽しみながら読んだ。
私は結構呂不韋が好きだ。物事のはじめ時と引き際を分かっていて上手く立ち回っている。(嫪毐の件からいろいろマズイことがバレて失脚したのは残念だったが。)
政は結婚もしなかったのかな。幼い頃から知的で考え方も一般人とは異なっており、凄い人物であったが、晩年は不老不死を得ようと秘薬を探す等人間らしい部分が目立った。
しかし、後世に語り継がれるのに納得のいくストーリーだった。
「項羽と劉邦」は、少し分かりにくい…。恫喝や暴力だけでは人はついていかない、平和的解決を望む者が最後に勝つと言った教訓的な話にも思えた。
Posted by ブクログ
春秋戦国も始皇帝が中国統一するまでの流れ、秦滅亡後の項羽と劉邦について漫画化。
あの超人気漫画のキングダムとは史実の掴み方が全然違うので、歴史を異なる観点でみるのにちょうど良い。
石ノ森章太郎先生の絵なので、キャラが見分けにくいのはご愛嬌。