【感想・ネタバレ】新もういちど読む山川日本史のレビュー

あらすじ

「学び直し」ブームのきっかけとなったロングセラー「もういちど読む山川日本史」がカラー頁・コラムを一新しリニューアル。高校の日本史教科書を,一般読者のために書き改めた通史。1冊で日本の歴史を簡潔に叙述し,その全体像を示す。コラムのほか,学界の動向がわかるポイントを新しく設け,日本史の理解に役立たせる。最近の日本史がわかる社会人のための教科書。新コラム43 点追加。*電子書籍化にあたり、許諾等の理由から、紙本に含まれていた一部の写真は掲載しておりません。

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Posted by ブクログ

もういちど読む山川日本史
編:五味文彦・鳥海靖

本書は、以前高等学校の教科書として使われていた「日本の歴史」をベースにしており、一般の読者を対象として記述を全面的に見直し、時代に即応した簡潔かつ明確なかたちに改められている。誰にでも読みやすく、1冊で日本史の全体像を把握できる一冊となっている。

構成は以下の15章から成っている。
①日本のあけぼの
②大和王権の成立
③古代国家の形成
④律令国家の変質
⑤武家社会の形成
⑥武家社会の転換
⑦下剋上と戦国大名
⑧幕藩体制の確立
⑨幕政の安定と町人の活動
⑩幕藩体制の動揺
⑪近代国家の成立
⑫大陸政策の展開と資本主義の発達
⑬第一次世界大戦と日本
⑭軍部の台頭と第二次世界大戦
⑮現代世界と日本

学生時代どちらかというと、マイナス寄りな気持ちで手に取っていた教科書。あのオレンジ色の教科書的な一冊を自らが進んで読むことになっているとは学生時代の自分から想像もつかなかった。

義務感寄りの感情ではなく、興味から読む学ぶ歴史はとてもおもしろく、今の自分になって見えてくることも多く、今まで学んできた歴史以外の地理や他科目や分などの知識もあいまって、わくわく感を得ながら楽しく読むことができた。

時代もさることながら時代ごとの歴史や文化や美術作品等の点がつながったり流れに触れることで違った奥深さにも触れることもできた。

学び直しの真髄を得るにはほど遠いものがあるかもしれないが、学び直しをすることで新しいことを吸収する器なり入り口が広がることを実感できる。

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2022年11月23日

Posted by ブクログ

<目次>
第1部  古代
第2部  中世
第3部  近世
第4部  近代・現代

<内容>
高校日本史教科書のトップ採用社、、山川出版社の「もういちど読む」シリーズの最新刊。前回のものは、高校教科書をちょっといじっただけの感じだったが、今回は大幅リニューアル。大人が「学び直し」をするに最適な感じとなった。大人の時代と歴史研究もかなり進歩したのだが、そうしたことを盛り込んだ(しかも、変化した理由をわかりやすく明記)。写真もカラーページ(これは現在の教科書とよく似ている)増加。東日本大震災の年号を間違えるなど(2012年→2011年)ミスもあるが、高校で教えてる立場からすると
”大人”が常識を確認するのにいいのでは?
ページも300ページオーバーだが、拾い読みでいいから、ぜひ読んでほしいと思った。

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2017年10月28日

Posted by ブクログ

テキストで配布されたので、読みました
昔は日本史も好きでしたが 今読んでみると
内容が難しく
知らない事が多かった
近代、現代の章の方が興味出た
個人的な意見ですが、先生達も
カリキュラムがあって大変だと思いますが、 
過去の歴史も大事だが
やはり学生の方にも、近代現代をもっと学ばせてあげて欲しいと思いました

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2025年08月14日

Posted by ブクログ

昔受験で使用した山川日本史、学び直しとして読みました。昔と違う表記があったりしました。
 歴史好きにはスラスラ読めてしまうのでしょうが、得意ではないので時間がかかりました。
NHK高校講座日本史を見ながらまた読み直してみようかと思います。

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2025年04月28日

Posted by ブクログ

高校の教科書「日本の歴史(改訂版)」をベースに、一般の読者を対象として記述を見直し、時代に即応した簡潔かつ明確なかたちに書き改めた通史。現代の理解の手助けとなるテーマを解説したコラムも掲載。見返しに地図等あり。

「もういちど読む」という本書だけれど、私は大学受験で選択しなかったので果たして通読したことがあったか疑問なのが「日本史の教科書」。かなり詳細な記述なのでパラパラと斜め読みしたが、それでも結構「初耳」的な記述に出会った。会社人をリタイアして時間がたくさんできたら「もういちど読む山川日本史」をもういちどじっくり読もう。
(Ⅽ)

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2019年10月13日

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