【感想・ネタバレ】地球の限界 温暖化と地球の危機を解決する方法のレビュー

あらすじ

グレタ・トゥーンベリが序文を、アントニオ・グテーレス国連事務総長がまえがきを寄せる最も信頼できる「温暖化」と「地球環境」の教科書。世界の指導者が読む、いま最も熱い注目すべき書。

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Posted by ブクログ

こういう種類の本には、地球そのものの歴史から説き始めるものが多く、本書もその1冊ではあるが、いままで読んだものの中では一番簡潔でわかりやすかったように思う。グレタ・トゥーンベリが序文を描いているが、ずいぶんこなれてきたなあと思わせる文章だ。それはさておき、本書はためになるアース・ヒストリーではなくその奇跡ともいえる絶妙なバランスの中で進化(あるいはこの50年では退化?)してきた今日の地球をどうしたら存続していくことができるかを説いた本だ。しかしながら現実は、「もう時間がない!」と多くの本で言われている切羽詰まった状況が、一向に現実味を帯びてこないもどかしさがある。特に日本の危機感のなさは世界の中でも際立っている。

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2023年08月13日

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