あらすじ
スポーツでありながら、芸術性も求められるフィギュアスケート。それゆえに、ルールや採点基準がわかりにくいと、見ることをあきらめてしまっている人もいるのではないでしょうか。そこで、本書では、現役選手である著者が、コスチューム1着の値段や、リンクサイドでコーチは選手に何と言っているのかといった素朴な疑問に答えたり、女子では数人の選手しかできない「トリプル・アクセル」は、なぜほかのジャンプに比べて難しいのかや、フィギュアスケーターのトレーニング方法、さらには、プログラム曲の音楽の表現と解釈といったマニアックなものまで、さまざまなことに本音で回答しています。「フィギュアスケート」という名前の由来や、リンクの標高によってジャンプの高さが変わるなど、思わず他人に話したくなるうんちくも満載です。
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Posted by ブクログ
モロゾフさんの『キス・アンド・クライ』のように自分の意識改革につながるような話はなかったけれど、年間2千万円と言われるトップスケーターさんたちのお金の使用内訳とか、衣装やメイクの話など選手でなければわからない話が読めたのはそれなりに面白かったです。
やっぱり1人でリンクを使う貸切代やコーチへのレッスン代、それに振付代が大きいんだね。
フィギュア初心者の方で、ザクっと読みたい人向けかな~。
Posted by ブクログ
選手ならではのネタ紹介で、細かくおもしろい。やっぱり「ピーキング」というのが不思議な感じがするけど本当に大切らしい。お金話が赤裸々だけど興味深く、村主さんはじめ、みんなこれからもできるだけながく競技でがんばってほしいと改めて思う。