あらすじ
曜子、23歳。スイミングスクールのインストラクター。学生時代からの友人・徹也に求婚されるが、気持ちは固まらない。徹也のことは好きだけど、恋してはいない。そんなとき造形作家・久住のモデルをつとめ、激しく惹かれてゆく。だが彼は女性関係に奔放で束縛を嫌うタイプ――。愛してくれる優しい男と、不安で仕方がないのに愛してしまう男と。ふたりの男の間で揺れ惑う曜子の心模様。
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Posted by ブクログ
人生のバイブルのような本。唯川恵さんは何でこんなに女の心理描写が上手く描く事ができるのだろう。これと全く同じ恋をして同じ選択肢をしなかっだ自分。愛し続けて振り向いてくれるかなんてわからないのを待つことはできなかった。男も子供も両方なんて贅沢な選択肢を取らずに子供を取った自分。その後どうしたのかまで気になるお話でした。
Posted by ブクログ
「彼方(あなた)への日々」の改題で、手を入れているとのこと。
図子 慧 が解説を書いている。
解説 ー まっとうな女
というのが標題。まっとうな女が主人公だとのこと。
著者の分身であることは確か。
著者のやったことをなぞっているのか、
著者がやれなかったことをなぞっているのかは分からない。
兄のバイクに乗っていて、兄だけ死亡し、
母親との関係が悪くなる女性の物語。
Posted by ブクログ
自分の本気で好きな人、愛する人は、自分一人を愛してはくれない。自分を好きでいてくれる人は、無条件の優しさで包んでくれる。
自分はどっちの人といるのが幸せ?