【感想・ネタバレ】プリズンホテル 3 冬のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

はぁ、面白い。
相変わらず軽快。
3巻目ですが、どんどん軽快さが増していくような。

今回のテーマは命かな。
それぞれが捉える命の物語があって、生きるということの意味を考えるきっかけにもなるような気がします。
しかし、木戸孝之介はほんとに…
甘えるな!と言いたくなるけれども、毎回このプリズンホテルで少しずつ10歳から成長してきているのも見どころかもしれません。

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2022年06月18日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『お清。僕は君を愛している。軽蔑しないでくれよ。お願いします。結婚して下さい』本当に始末に負えない木戸孝之介。下品で暴力を振るい、薄情だが優しい。このアンビバレンツな性格に興味が引かれる。冬のテーマは「命への慈しみ」。客として訪れる登場人物もバラエティーに富む。救命救急で20年働く阿部看護婦長、緩和ケア医の平岡、天才登山家武藤、自殺志願者の太郎、リストラ寸前の編集者の萩原みどり。それぞれが一生懸命に、でもギリギリで生きている。プリズンホテルが彼らを癒し、それぞれの活力となる。もうすぐ春で終了。

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2020年08月11日

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木戸孝之介は、極道小説の売れっ子作家である。山の上ホテルで缶詰めになっている木戸の元に丹青出版の萩原みどりは「仁義の黄昏」の続編の原稿を書いてもらおうと忍んできた。編集者をまくために木戸は清子を呼び出し、奥湯元あじさいホテルに逃げ出した。血まみれのマリアと呼ばれる婦長の阿部まりあは今日も救急救命センターで救命に励んでいた。そしてようやくの休暇に旅行センターで予約したのは奥湯元あじさいホテルであった。極寒の山裾にひっそりと佇む奥湯元あじさいホテル。人呼んで極道ホテルは、今回もまた大騒動が起こるが。それは人々の心にしみる出来事だった。

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2019年04月14日

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プリズンホテルはやっぱり面白い。
季節は冬だが、一番人間の血の温かさみたいなものが伝わってきたような気がする。
終盤清子をめぐっての葛藤は本当にハラハラした、、、

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2022年10月02日

Posted by ブクログ

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シリーズ第3段。

偏屈クズ野郎な主人公の内面の葛藤が、生々しくももの哀しい。焦れったくて焦れったくて読んでてイライラしてくるほど無器用な愛は、愛人だけでなく
養母にも実母にも、
お清の母と娘にもっしっかりと向いている。

……だのにそれを表現できない哀しい男。取り返しのつかない事態に向かおうとする彼を引き戻したのは、父の恋文!!

いいねえ、浅田次郎。大好きだ。
次で完結してしまうのが、寂しい限り。。。

★3つ 、7ポイント半。
20180531新。

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2018年06月01日

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