あらすじ
殺す少年が背負った罪と罰ーーー愛と死の物語20XX年、死者の蘇生技術が発見される。しかし蘇生した者の一部が狂暴化することや倫理的問題から国際的に禁忌とされた。蘇生した人間は「よみがえり」と呼ばれ、行政から駆除命令が下される。朝井おん(11)は、バディの影山ひなた(12)と共に何の疑問も持つことなく残忍なよみがえり駆除の任務を請け負っていたが、ある時......!!?
電子版限定特典として描き下ろしイラスト1枚+1Pマンガ付き!
感情タグBEST3
凄く内容の深い漫画
死人を蘇らせる道具がある世界。
蘇った者は、狂暴化する可能性があって、その確率は人それぞれ。
蘇った者を処理するための仕事をしていた人が、
仕事の中で大切な相棒が殺されて蘇らせた。
その先に待つ苦悩と試行錯誤の物語。
めっちゃ深いです。
流石の山うた先生作
山うた先生の他作品全て通った読者なのでよみがえる子猫たち、買ってはいましたが覚悟決めて読まないとな…と
読むのが遅くなった事をここに謝罪します。
そして第1巻、やはりの『親しい人の生と死』についての描写がエグくてこれぞ山うた先生!!
ってなりましたね。人の心を抉るのが巧い…(褒めてます)
最終巻5巻できっちりハッピーエンドでしたのでそういうテーマなのか…で避けてる人は安心してお読み下さい。
驚きと共感の連続で読んで良かった…な作品になる事請け合いです。
Posted by ブクログ
まっじで面白すぎる山うた先生さすがすぎる!!
こんな設定思いつくのがすごい。頭の中どうなっているんだろう。死者蘇生が禁止されている世界観で主人公おんとバディのひなたは蘇りを駆除する仕事をしている。だがある日、ひなたが死んだ。それをおんが蘇らせるという禁忌を犯す。(1話まででこの詰め込み。しっかり続きが気になるし、世界観をちゃんと理解出来た。素晴らしい)
そこからは葛藤の毎日でおんの気持ちが複雑なのがほんとに伝わる。死者蘇生されたものはいつ暴徒化するか分からないからそのヒヤヒヤ感もある。
親しくなった人が死者蘇生という実態だった場合、自分の手で駆除(殺す)しなければならないというところも悲しい。そうしてるとだんだん心と身体が一致しなくなってきてぐちゃぐちゃになるよな。。。
今後ひなたはどうなってしまうんだろう。いずれはバレるよね??はぁーーー続きが読みたい。