【感想・ネタバレ】ユダヤ人大富豪の教えIII 人間関係を築く8つのレッスンのレビュー

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Posted by ブクログ

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 人間万事塞翁が馬。良いことがあれば悪いことがある。変化を受け入れつつも日々成長する。そのための具体的な知恵話だと思う。
 ユダヤ人出てこないじゃん。そう言っては身も蓋もない。また、スピリチュアルはちょっとという人もでてきそうな体裁である。私としては新しいものの見方だと思っている。
 冗談はさておき、人間関係のチャート(4つのマトリクス)に関してストーリーで伝えるという内容。人間関係を著すのに図解の力を使うよりこの方がストンと落ちる。オーディオブックで聴くのも良さそうだ。
 人間関係のチャートだが以下の様なものである。左:自律⇔右:依存、上:プラス(+)⇔下:マイナス(-)のマトリックスを書く。第1象限:ポジティブ依存⇔第3象限:ネガティブ自立、第2象限:ポジティブ自立⇔第4象限:ネガティブ依存がそれぞれの組になる。
 二人いると前述の2つの関係性のいずれかになりやすい。その原因は感情にある。感情の原因はその個人の過去の経験によるものである。という内容となる。
 この本の活かし方。それはそれぞれの人がいきつく象限を理解できるようになること。そして、何人か集まった際にセンターで居続けられるようになること、である。
 前述の2つの関係性は精神的な痛みを伴う。メリットもあるがデメリットもある。良いことも起きれば悪いことも起きる。無理にポジティブにしようとするのを勧めている訳では無い。むしろそれは無理だと論じている。
 どちらかというとその構造を理解し、現状を受け入れ、そしてその時の最適な選択をするための基準が得られる。というのが本書の良いところだと思う。
 読む前は「怪しい」と訝んだが、楽しめたしためになった。ユダヤ人は出てこないけど(笑)。

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2022年05月14日

Posted by ブクログ

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本来の自分、作り上げた自分を引き寄せる人、出来事から見つめ直し、互いに高めあう人間関係づくりやライフワークの発見をしていく。キーは感情と過去。心の底ではわかっていて、怖くて、目を逸らしていたことを、口に出してもらえた気がしています。

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2013年08月11日

Posted by ブクログ

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人は、4つに分けられる。ポジティブ自立は、前向きでエネルギッシュ。ネガティブ依存は、感受性が鋭く、共感性がある。ネガティブ自立は、完璧主義で、目標志向。ポジティブ依存は、癒やし系で周囲をリラックスさせる。4つの分け方は、誰にもどれも当てはまるのではないかと感じて、すっきりしなかった。
問題を抱える子供は、その親が厳しいネガティブ自立か、極端なポジティブ依存のことが多い。親が子供のメッセージを受け止めきれないとのこと。そういう傾向があると知り、気をつけようと思った。
自分にふさわしいものしか、私たちは引き寄せない。今のタイミングでやってきたということは、なにか必要あってのこと。
自分、そして周りもワクワクさせることができたら、もう実現したようなもの。夢をワクワク語ろう。
最後のシーンが印象的。自分はできないと思いつつ、おそるおそるケンが夢を語ると、みんながあなたならできるといってくれる。応援者がいることは、どれだけ重要かと実感し

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2019年10月22日

Posted by ブクログ

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人は自分の居心地のいい感情や、相手に反応して生み出される感情によって行動を支配されている。

逆にこの感情をコントロールできれば、人生は劇的に変化する。

ものの見方や反応のパターンは、ものごとを「ポジティブ」にとらえるタイプと「ネガティブ」にとらえるタイプ。人に頼らない「自立」タイプか、人に頼ることが多い「依存」タイプか。この4つの組み合わせで、人のタイプを分類できる。

自分が多くいる感情が「ネガティブ自立」なら、相手は自然とその反対側の「ポジティブ依存」に入り込む。「ネガティブ自立」は人をコントロールしたがるので、「ポジティブ依存」はミスをしがちになり、人の反応をうかがって行動するようになる。よくわかる気がする。

自分がポジティブだからいいのではない。必ず対局の人を作り出しているし、知らぬ間に人にプレッシャーを与えているということもある。

人間関係をよくするには、自分から対局の相手との間にあるセンターに近づくようにすると、相手も自然とセンターに近づいてきて、お互いに気持ちよく過ごすことができ、人間関係に使うエネルギーを減らすことができる。
「ネガティブ自立」なら「結果ばかり気にせず、よく見るとみんないいところがいっぱいある。」と思えば、対局の「ポジティブ依存」もちょっと落ち着けば自分でもわかることやできることばっかり。とうまくいくようになる。

人間関係は、常に自分たちの周りにあって、多くの人、もちろん自分も苦労させられている問題のひとつ。相手をコントロールするのではなく、自分の感情のポジションに気づいて、相手に近づくことでその問題の多くは解決できる。ぜひこれから意識してやっていこうと思った。

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2017年06月28日

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