あらすじ
なぜ売れない? なぜか売れた!
→売れない理由が見つかる! 売れる「流れ」が分かる!
→地図を手に売上づくりの迷路から脱出しよう
あるヘアケア商品が売れ行き好調だったとします。何がよかったのでしょう?
商品が良かった、CMがよかった、コスパが良かった、売り場(棚)が取れた、メディアに掲載された、ブランドが強かった、ファンが多かった、インフルエンサーが投稿した、ソーシャルでバズった、競合が弱かった……
企業規模が大きくなるほど、展開する商品・サービスには数多くの部署が関わるため、売上にも数多くの要因が絡んできます。縦割り組織では、何が効いて何が効いていないのかが見えづらく、マーケティングの予算配分を難しくしています。
そこで本書は、売上に影響を与える20個の説明変数を構造化し、「売上の地図」として提示。本書で取り上げる20個の説明変数は、それぞれが単独で存在・機能しているのではなく、相互に関連しあって売上に影響を与えています。どの説明変数とどの説明変数が近い距離で連鎖しているのか、"見える化"を試みました。
「売上の地図」を手に、全体を俯瞰して見ることで、自社商品・サービスの売上がどのようにしてつくられていて、課題はどこにあるか、何を強化したらよいかが浮かび上がります。この地図を理解すれば、再現性高くヒットを生み出すことができます。売上を科学した本の登場です!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
こんな人にオススメ。
・自分の仕事が会社の売り上げにどれだけ貢献しているのかわからない。
・そういうことを上司やクライアントから聞かれて困っている。
・「それやったらどれだけ売れんの?」と言われて企画が通らない。
Posted by ブクログ
マーケティングコミュニケーションを担当しているので、もう教科書でしかなかった!!めっちゃ実用書!
常に持ち歩いて何回も読み返すべき本になりました。
Posted by ブクログ
1.職場の売上が頭打ちになってきたので新しい売り方を考えなくてはいけないと思って読みました。
2.売上には様々な要因が関わっています。単に、テレビで宣伝すれば売れるとかSNSでバズれば売れるというものではありません。本書ではSNSを使ったマーケティングを専門にしてきた著者がSNSを使うときには何をしたらよいのか、どのようなことに気を付けたらよいのかを述べています。
昨今は検索でさえGoogleからSNSへ移行し始め、SNSで生活しているといっても過言ではありません。そのようななかでどのような戦略を立てればよいのかのヒントを出してくれています。
3.ここ最近、SNSがより身近に感じるようになりました。私自身、高校生の時から始めていますが、今が一番使っております。企業はユーザーに「第一想起」させ、ブランドとして確立するかに必死なのがよく見えます。
モノを買う理由が品質から愛情へと変化しているので、供給側はSNSを使ってストーリーを作っていく必要があると思いました。それは企業の成長していく様や商品1つ1つに対してどのようなプロセスをみせていくかでファンを作っていくことが大切だと思いました。
Posted by ブクログ
売上を上げる要素とその関係性を「地図」というカタチで見せ、それぞれについてわかりやすく丁寧に説明してくれている。取り上げられている20の要素、それぞれにいろいろな本が出版されていて、参考書籍もこの本の中で紹介されているが、わかりやすく書かれているこの本1冊をまず読めばいいと思う。売上に関わる企業の人すべてにおススメ。
Posted by ブクログ
ネット通販をしているが、この業界は施策の種類が多すぎてめちゃくちゃ混乱する。
色んな広告代理店から毎日のように営業電話がかかってくる。インフルエンサーマーケや、SEO、コンテンツマーケ、今っぽく耳障りのいいワードのオンパレードだ。
でも時間やお金は限られてるから、
目的を明らかにして取捨選択しなければならない。
かといって、最終的な目的は売上なんだから、
それぞれの施策がどういう過程で売上に貢献するのかわかってないと、こじつけの目的設定をしてしまう。
ウェブ広告でも、購入か認知か、目的の設定ができる。認知目的の広告単価は購入目的とくらべて安いが、認知を売上に活かすための取組みがわかってないと、ただ広告費を垂れ流すだけになる。
そういうところで自分は立ち止まっていたから、この本はすごくためになった。
あれもあるよこれもあるよ、とただ施策を並べてるだけではなくて、
インフルエンサーマーケと広告の違いは何か、
認知を活かすために何が必要なのか、
オウンドメディアにはどんな情報が求められているのか、ちゃんと買いてくれている。
自社の売上拡大を目指すうえで、度々振り返ることで、適切な施策を選ぶ強い味方になる本だと思う。
一番は、認知とは想起集合、第一想起を得ることと知れたこと。
ウェブ広告でも目的を売上か認知か選べるが、
クリック数が増えるだけで何の意味があるのかと疑問だった。
広告のクリックはきっかけでしかなく、それだけだと忘れられてしまうから、積極的にメルマガなどで接触をはかり、想起集合に入るよう努めようと思った。