あらすじ
どうしてぼくは、ここにいるのか。誰とも違う・誰にでもある。自分は世界にひとつだけ。自分が自分であることの不思議について――。前衛美術家・漫画家・芥川賞作家である赤瀬川原平が、晩年に遺した傑作絵本。言葉からイメージへ、あるいは逆に、イメージから言葉へ。自在に往環し、読み手の思考を揺さぶる。「こどもの哲学 大人の絵本」第1弾!
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Posted by ブクログ
子ども向けに書かれた哲学書はいつも気になる
小説はたまにボーっとしながら読み進めて
途中なんだかよく分からないところがあったとしても
まあなんとなく話は分かるけど
こういう本では1行たりとも気が抜けない
進んで戻って
薄くて字も少ない本なのに
読み応えあり
ああこういうこと考えたことあるなと思いつつ
かわいい絵も楽しめる
Posted by ブクログ
大きな書店でしか見つけられない本だと思う。(中型店舗をいくつも見て回ったけどなかった…)
絵本みたいで10分20分で読み終われる内容だった。その中でも自分のことなのに、言われればたしかに!と思うのに気づけないことが書かれていて、納得感を持って読み進められた。おもしろいと思う。
Posted by ブクログ
哲学絵本(第1弾)。鏡に映る自分の視線など気にしたことがない。鏡の特性上、見つめられて当然だと思っているし、そうでないほうが怖い。でも猫を抱いて鏡に映るとき、猫は自分を見つめる向こう側の猫(=自分)をどう感じているのか。それは少し気になる。そして痛みの謎。爪を切る、髪を切る、腕を切る、痛みの有無はなぜ生じるのか。神経やら何やらの西洋医学は横に置き、とにかく考える。その姿勢が非凡だなと思う。
Posted by ブクログ
子どもの哲学•大人の絵本『自分の謎』
自分が自分のことを考える!
人のことは、よく見たり、
色々な感情を持ったりするけど、
自分のことって、
見てない!し、
どちらかと言うと、見たくない方が大きい。
私には思ってもいない見方が、
新鮮で、考えさせられました!