【感想・ネタバレ】自分の謎のレビュー

あらすじ

どうしてぼくは、ここにいるのか。誰とも違う・誰にでもある。自分は世界にひとつだけ。自分が自分であることの不思議について――。前衛美術家・漫画家・芥川賞作家である赤瀬川原平が、晩年に遺した傑作絵本。言葉からイメージへ、あるいは逆に、イメージから言葉へ。自在に往環し、読み手の思考を揺さぶる。「こどもの哲学 大人の絵本」第1弾!

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Posted by ブクログ

子ども向けに書かれた哲学書はいつも気になる

小説はたまにボーっとしながら読み進めて
途中なんだかよく分からないところがあったとしても
まあなんとなく話は分かるけど
こういう本では1行たりとも気が抜けない

進んで戻って
薄くて字も少ない本なのに
読み応えあり

ああこういうこと考えたことあるなと思いつつ
かわいい絵も楽しめる

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2022年11月26日

Posted by ブクログ

大きな書店でしか見つけられない本だと思う。(中型店舗をいくつも見て回ったけどなかった…)
絵本みたいで10分20分で読み終われる内容だった。その中でも自分のことなのに、言われればたしかに!と思うのに気づけないことが書かれていて、納得感を持って読み進められた。おもしろいと思う。

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2025年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

哲学絵本(第1弾)。鏡に映る自分の視線など気にしたことがない。鏡の特性上、見つめられて当然だと思っているし、そうでないほうが怖い。でも猫を抱いて鏡に映るとき、猫は自分を見つめる向こう側の猫(=自分)をどう感じているのか。それは少し気になる。そして痛みの謎。爪を切る、髪を切る、腕を切る、痛みの有無はなぜ生じるのか。神経やら何やらの西洋医学は横に置き、とにかく考える。その姿勢が非凡だなと思う。

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2022年09月05日

Posted by ブクログ

子どもの哲学•大人の絵本『自分の謎』
自分が自分のことを考える!

人のことは、よく見たり、
色々な感情を持ったりするけど、
自分のことって、
見てない!し、
どちらかと言うと、見たくない方が大きい。
私には思ってもいない見方が、
新鮮で、考えさせられました!


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2024年02月29日

Posted by ブクログ

絵付きエッセイのようなもの

こどもの疑問的というか哲学的というか
文学のような科学のような芸術のような
氏らなではの世界観

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2023年07月19日

Posted by ブクログ

著者と表紙と題名と薄さに惹かれてたまたま手にした文庫です。本当に薄くてウエハースのようにすぐ口の中で消えてしまいますが、でも忘れていた大切なものが身体の中に入ったような気がしました。いや、もともと身体の奥にあった感覚が蘇った感じかな…それは「自分が自分である不思議さ」。子どもの頃、その不思議に心揺れた事、思い出しました。この文庫は「こどもの哲学 大人の絵本」というシリーズが文庫になったものとのこと。「人類は全員が貴種なのである」とは、これ「大人の哲学」だよね。たまたまのぺらぺらがもやもやを呼び覚ましふむふむとなった時間でした。

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2022年05月08日

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