【感想・ネタバレ】全仕事のレビュー

あらすじ

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問題作「M2」、転機となった「広重」「梼原」、「南三陸の再生プロジェクト」まで自然と技術と人間の新しい関係を模索する比類なき思想と実践!自然に溶け込む建築・素材との対話・ヴォリュームの解体・小さな場所でつくる・閉じた「箱」からの解放・新たな公共性……日本建築界の巨匠が語り尽くした、30年間の挑戦の軌跡。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

小さな作品でも、そこになんらかのキャラクターが立上がり、
新しい香りがかすかにでもすれば、
世界はそこに敏感に反応し、見知らぬ場所、見知らぬ人からメールが届く。

建築の基本 信用の積み重ね 不純物を含む→文章を書くことで建築の意味を発見
村上春樹 機敏なヴィークル、思い切った実験の短編小説と 長編小説での展開

木のボロさ 生と死につながっている ジオメトリーの否定
ローコスト 反建築
竹の家 低精度のノイズの荒々しさ
早稲田大学 村上ライブラリー 建築の孔 別のトポロジーへと転換される

国立競技場
 関係・継続の建築
 コルビュジエ、ザハの「閉じたヴォリューム・関係の切断」の代案 
 木という方法 小ささ 場所とつながる
 アンチ空調的環境制御 4枚の屋根の風のシミュレーション
 点・線・面  コンクリートの重たいヴォリュームの解体

ラボ 作品ではなく 研究は連続体

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2022年09月18日

Posted by ブクログ

数々の隈研吾氏の建築関係の本や雑誌で読んでいると、ここで取り上げられたもののほとんどは見たことがあるものとなる。
また本人(であろう)による説明書きは、良いことしか書かれていない。興醒めである。
面白いのは、やはりこの方の章ごとに書かれた文章。視点が素晴らしい。本当に。

そうなると建築の写真や説明ページは私にとって不要だなと思われた。
そうなると4200円はかなり高い。

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2022年07月26日

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