【感想・ネタバレ】職場のトリセツのレビュー

あらすじ

大人気「トリセツ」シリーズ初のビジネス版!

AI研究の過程で見えてきた「脳がとっさに使う神経回路」。実は、これにはいくつかのタイプがあり、男性と女性あるいは上司と部下では使う回路が異なるのです。お互いのタイプの違いを認め合い、違いに応じたものの言い方を身に付ければ、もうムカつくことも、イライラすることも、カチンとくることもなくなるはず。職場の人間関係を丸くする、黒川流コミュニケーションのコツをお伝えします。

後半は、時事通信社の解説記事配信サービス「コメントライナー」に4年間にわたって連載してきたコラム28本を収録。職場でも家庭でも役に立つ、ビジネスのヒントや対話術のエッセンスが満載です。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

タイトルからイメージしていた内容とは違っていましたが、脳科学の視点で多くのことが書いてあり、新しい発見や学びが多くあり、とても勉強になったので☆5

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2025年10月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

う~ん、とても良いことが書かれているように思うのですが、2章以降は過去の連載の寄せ集め感が満載で、ちょっとタイトルから外れてるんじゃないか、と思わなくもない。

「妻のトリセツ」で一躍名をはせた著者はなんと人工知能の研究家だったのですね(知らなかったです)。本作も著者の長年の研究成果をもとに「脳」を中心とした論を展開。職場における上司と部下、男性と女性、はたまた体の動かし方の類型化とそれを踏まえたコミュニケーションのあり方を説いた大変興味深い内容でした。それだけに2章以降の構成が非常に残念な一冊…。

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2022年05月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

脳が身を守るためにすることは、逃げるか闘うか。複雑にしているのは人間。
利き手があるのは生存に有利だから。多様性。
のけぞるか、飛び上がるか。これも生存に有利。

狩りには遠くの動くものを見るほうがいい。
子育てには、近くをまんべんなくみるほうがいい。
狩りと子育てでは脳が使う能力が違う。
ボールと足元の花は同時に気づかない=同時同質には対応できない。
脳の能力が同じでも、チューニングが違う。

根本原因を探ろうとするか、その場の対処を考えるか。
ことのいきさつ、か、解決方法か。
上司は問題解決型になりやすい。

子育てにはおしゃべりが有利。
ことのいきさつは、記憶の再体験、共感を得たい。

企業が目標を設定できない時代だから、個人の夢を見る力が必要。

ビジネストークは結論から、数字からいう。
まとまらない話し、を言うと先に宣言すれば、問題解決型も話を聴くことが問題解決になる。

相手の気持ち、に対してだけ謝る。
参考になります、はその通りにしなくてもいい。

かまってボタン、が欲しい。
「仕事と私、どっちが大事?」はかまってボタンではなく、構ってあげられないことの不満の表れ。
愚痴をこぼしてほしいという意味。
「さみしい思いをさせてごめん」が正解。

問題解決型とプロセス重視型のAIを会話させると会話が破綻する。男女の話と同じ。
感情逆引きデーターベースは蒸し返しが得意。女性はこれが機能している。
男性には共感を与える苦行。

男の脳は目的に一直線。他のものは目に入らない。

うまくうなずけない人がいる。症状が重いと発達障害、アスペルガー症候群など。人の所作に連動できない。
アスペルガーの周囲にいる人がメンタルに異常をきたすとカサンドラ症候群になる。
スマホ時代で、準アスペルガーも準カサンドラも増えている。
リモートワークは意図的な情報以外が遮断されている。若者には危険。

子どもは12歳までに100回風邪をひき、免疫を手に入れる。

女性の能力は男性に見えない。男性型脳の論理で文句をつけていると、女性は本領を発揮できない。
逆も同じ。大局的な運営は男性が得意。

韓流ドラマの主人公は、完璧な寄り添い方。
表情は感情の出力だが、入力にもなる。人生は表情次第。

部下の提案はまず褒める。特に女性のものは。必ずいいね、というと決めること。

コミュニケーションは3レベル、自分の気持ちを垂れ流す子供レベル、自分の感情を言い募る青いレベル、相手の気持ちを汲む大人レベル。

時代は、共感=いいね、無しに会話はしてはいけない時代になっている。

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2022年01月18日

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