【感想・ネタバレ】〈銀の鰊亭(にしんてい)〉の御挨拶のレビュー

あらすじ

百年の歴史を持つ邸宅が火事になり、主とその妻が亡くなった。遺されたのは火災のため記憶喪失になった二十七歳の娘・青河文と、由緒ある料亭旅館〈銀の鰊亭〉。甥の光は、妹を心配する母の頼みで美しき叔母と同居し、営業を再開した店で文とともに客への〈御挨拶〉をすることになった。すると、火事に疑問を持つ刑事が光の前に現れた――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

さすがの小路作品。四阿全焼、二人のはずが死体は4人。その謎が次々に明かされていく。すいすい読めハートフルな展開。最後まで予想がつかなかった。

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2022年07月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

地元でも歴史ある邸宅「銀の鱗亭」と聞けば、道民としては旧青山別邸を思い浮かべます。火事、刺し傷がある身元不明の焼死体、記憶喪失の叔母、どこか怪しげな昔馴染みの客たち…。謎が謎呼ぶ~~(古!)と口ずさんでしまうような展開。「事件に関わった人たちの数だけ真実があるんです」@磯貝。「でも、事実はひとつ、ですよね」@光。きな臭いことが起きるなかでも全体の雰囲気が明るかったので、こういう締めもありだと思いました。

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2025年03月20日

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