【感想・ネタバレ】音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む~プリチュワからカピチュウ、おっけーぐるぐるまで~のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月01日

子育て中の方は、我が子の音(言葉)の習得に興味があるのではないでしょうか?
私は仕事でも扱う分野だったので本書を購入しました。
QRコードで音を確認しながら読みすすめる事で、実際にイメージがしやすかったです。
楽しく読み進めることができました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月03日

子どもが言語を習得していくのを間近で見ていて、単語を何らかの法則性を持ってアレンジしているのが不思議で、何か学べないかしら…と思って手に取った。

…音声学の世界、面白すぎ…!

音の分類や発声時の口腔内構造など突っ込んだ内容も解説しているが、著者が「面白いでしょ、面白いでしょ」と喫茶店で好きなこと...続きを読むを近くでいっぱい語ってくれているような熱さが感じられ、夢中で読み切ってしまった。著者の研究テーマもプリキュア、ポケモン、コギャル語、日本語ラップ…と魅力的。

子どもの言い間違い(→正確には間違えている…というより、言い換え?)は音韻学で説明がつくことも多い。

・両唇音は赤ちゃんが最初に発する。音象徴。両唇がふさがり、鼻から空気が流れる哺乳行動由来?
・子音は調音点(どこで発音)、調音法(どうやって発音)、有声性(声帯振動)で分類
・母音は発音時の舌の高さ、前後の舌の位置で分類
・子どもの発音は決して未熟な発音とは言い切れない
・2文字分が標準
・子音がひっくり返りがち
・後ろの音を大事にする
・繰り返しが好き

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