あらすじ
※PDF版をご希望の方は Gihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2022/978-4-297-12808-1)も合わせてご覧ください。
自動車業界は戦後日本の産業の中核を担ってきた業界です。業界規模は年間数十兆円と巨大で,非常に多くの人が従事しています。本書では,自動車業界の内部や現況を説明文と図をセットにしてわかりやすく解説しています。業界の最新動向から主な自動車会社の市場規模やグループ関係,企業の組織・業務,内部で働く人の仕事内容などの現場の実情など,就活生はもちろん,新たなビジネスチャンスを探している人にも,気になる業界の最新動向がわかります。
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
日本は、中国アメリカに続いて、生産台数3位。
中国がダントツで多い。
4位のドイツは日本の半分以下だが高級車が半分以上。
合成燃料にはバイオ系と化学系がある。バイオ系はトウモロコシからユーグレナ(ミドリムシ)などの藻類由来の第二世代に移行。
化学系は水素。e-fuelは、水素とCO2を化合させたもの。内燃機関の技術が応用できる。
国内では、全個体電池、バイポーラ型にっけう水素電池などを開発中。
日本のハイブリッド技術は欧米が追いつけない。ベンツBMWGMのハイブリッドの共同開発はすべて一代で消えた。
新車販売はディーラーと業販店(業者販売店)。
ダイハツとスズキは業販店比率が高い。
水素はガソリンよりも安全。水素タンクの中は酸素がないので燃えない。燃えた際は安全弁で水素を逃がす。水素は軽いので漏れると上空に上昇する。ガレージには抜け穴が必要。ガソリンタンクには空気があるので燃える。
インホイールモーターは昔からアイデアはあるが実用化が難しい。
レンタカーは増加している。
カーボンニュートラルは、CO2排出をゼロにするわけではなく、排出と九州を均衡させること。知痛に埋めるなど。
日本では1000万台生産し、半分を輸出している。KD(ノックダウン)車の輸出もある。
LCA(ライフサイクルアセスメント)だとガソリン車とEV車は、走行距離10万キロでは差が1トンしかない。EVが圧倒的に低いわけではない。
液体燃料は電池よりエネルギー密度が圧倒的に高い。1キロ250kwと12700kw。ガソリンエンジンの熱効率は40%、電気モーターは95%。
ガソリン、エタノール、アンモニア、液化天然ガス、液化水素なども同じ。
大型の長距離トラックをEV化すると、積載量10トンのトラックのうち7トンが電池になる。