【感想・ネタバレ】私を愛して下さい(十津川警部シリーズ)のレビュー

あらすじ

旅行作家の菊地文彦が、東京の自宅で刺殺された。直前に岩手県の宮古へ取材に行ったことが判明。捜索にあたる十津川警部は、相棒の亀井刑事と宮古へ向かう。菊地が訪れた姫川村の寺で、砕かれた石碑に“列”という刻字を見つける。東日本大震災で破損しただけでなく、故意に粉砕したと感じた十津川は、石碑の由来を調べ始める。第二次大戦の特攻作戦に繋がると睨んで鹿児島へ飛ぶが……。特攻隊員の妻の命の叫びが、現代の殺人を呼んだ!? 岩手と鹿児島を舞台に、特攻作戦の真実に迫る。陸軍幼年学校の最後の生徒だった著者による渾身の戦争&旅情ミステリー。

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Posted by ブクログ

本屋さんでめくってみたら、特攻隊員の妻の話が目に入り購入。
殺人事件から物語ははじまるが、主にあるのは特攻を取り巻く多様な意見。多分作者はこっちを描きたかったんだろうな。

本を読み進めるなかで同じ説明が何度か繰り返されるが、歴史に疎い私には助かる解説だった。
歴史の勉強になった気がする。

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2022年11月19日

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