あらすじ
作者へイリーは徹底した取材を武器に巨大組織を描いた作品を次々に生み出し、その長編ドキュメンタリー・フィクションは「ファクション」という流行語を生んだ。本書もその一編。アメリカの巨大な自動車会社のダイナミックなメカニズムを、新車「オリオン」の開発をめぐる全活動を通じて、あらゆる角度から詳細に描き、現代企業の全貌を描ききった。幹部の面々、デザイナー、工場長、パーツメイカー、広告代理店、ディーラー、レーサー、映画監督まで登場し、虚々実々の駆引き、野心と欲望に火花を散らす男女をからませ、抜群のストーリー・テリングを駆使した、話題の長編。
...続きを読む感情タグBEST3
60〜70年台の話
オイルショック以前でしょうね。
日本車も出てきますが、完全に見下されてます。
リバースエンジニアリングといって、購入後、分解して解析する話ですが、
もうボロクソ。
トヨタのMやベンツのエンジンのコピーである日産のLの時代ですね。
本田のSシリーズ系のエンジンはスポーツカーのために外したのですかね。
本田宗一郎さん曰くインディアンはあの時代にしてはよくやっているですが、
自動車に参入してからの米国車の評価はボロカスでした。
頑なにOHVのレイアウトを墨守して、ぶきっちょでも自分でいじれるのが良いところと言いたげです。
そのお頭が少し足らない方々、倒産したり海外の会社に買収されたり、まともなのはフォードくらい、
の方々の取材からなる書籍です。
まあ、お好みで。