【感想・ネタバレ】寄り添って老後のレビュー

あらすじ

女優業の店じまいを決めた。八十一歳。多少の残りを大切に、自分自身に恥ずかしいことのないように、明るく楽しく暮らしたい――。四十年余り住んだ東京の家から海の見える住まいに引越した最晩年の日々。「老い」を冷静に見つめ、気取らず構えずユーモア溢れる筆致で綴る。永六輔との対談「お葬式を考える」を増補。〈巻末エッセイ〉北村暁子

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Posted by ブクログ

ネタバレ

80を超えたご夫妻の、終わりへ向かう穏やかな暮らし。文庫版の後書きには単行本発行時に掲載された旦那さんの後書きと、旦那さんの逝去後に書かれた文庫版後書きが掲載されています。この本は互いに向けた熱烈なラブレターだと思いました。もちろん50年近い人生をともにする道は平坦ではなかったと思いますが、お互いを労わりあって、相手がいなくなったあとに手を握って思い切り泣けるような伴侶を得られたことが羨ましい。

あと、沢村さんのお母様の、お父様への想いが書かれた話は毎回ぐっときます。

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2023年09月22日

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