あらすじ
初の国産アニメが作られてから、一〇〇年余り。現在、海外でも人気が高く、関連産業も好調だ。本書は、今や日本を代表するポップカルチャーとなったアニメの通史である。一九一七年の国産第一作に始まり、テレビでの毎週放送を定着させた『鉄腕アトム』、監督の作家性を知らしめた『風の谷のナウシカ』、深夜枠作品を増大させた『新世紀エヴァンゲリオン』など、画期となった名作の数々を取り上げ、その歴史と現在を描く。
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Posted by ブクログ
日本のアニメの歴史が概観できる。
黎明期から手塚治虫以前についてはほとんど知らなかった。鉄腕アトム、ヤマト、ガンダム、エヴァ。転換点となったアニメのほか、懐かしい作品が監督や制作会社の観点から繋がっていく。
単なる作品紹介にとどまらない体系的なアニメの歴史を初めて読んだ。
Posted by ブクログ
300ページ弱で、アニメの辿ってきた足跡、概観をさらっと読めるのは良かった。
知っていた作品も知らない作品も、その連なりが見えると面白い。
最後らへんの作者の展望、感想は同意しかなく、確かに興行収入がすごいアニメが何本も出来てくるけど、何度も見返したい作品、後世に影響を与えるような熱を持った作品だろうか……
Posted by ブクログ
1899.7.20 『浅草仲見世』@歌舞伎座
Animationの訳語「凸坊(新画帖)」
凸坊会
北山清太郎
下川凹天(天活、)
幸内純一 三人とも漫画家
日活の誕生→体制強化
アニメ発展の要因
高畑勲 『信貴山縁起』などの絵巻物にある
『鉄腕アトム』→省略の美
木村白山
大正モダニズムと広告
前衛的なアニメーション作家
大藤信郎、政岡憲三(プロパガンダ分野で活躍)
村山知義
自主制作の荻野茂二
心理学者でもある乾孝
プロパガンダ
瀬尾光世
『桃太郎 海の海兵』
1952.7.31 東映動画の発足
魔法少女もの『魔法使いサリー』
草月アートセンターと実験アニメ
アニメラマ アニメーション+ドラマ
『千夜一夜物語』ら三部作
タツノコプロ→スタジオぴえろ、productionIG