あらすじ
赤ちゃんの泣き声に呼応するかのように、肖像画の周囲で起こるポルターガイスト現象。描かれた母親の睨むような視線に恐怖を感じるユウリ。だが、赤ちゃんの行方不明と同時に、その眼差しは慈愛に満ちた微笑みで、ゆりかごに向けられていることに気づく。赤ちゃんは、絵の中に――!? 湖畔に建つ全寮制のパブリックスクールを舞台に、霊感少年のユウリが大活躍!! 大好評「英国妖異譚」シリーズ第2弾!!
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Posted by ブクログ
2巻、再読。
ミスター・シンとアシュレイ、総長がエリオット、グレイとハワードの次期総長選、ロビン、リズ、カミーユとヘズフォードはこの後未登場?あ、金髪碧眼の少年。
アシュレイから借りた本はちゃんと返したのかしら?まぁユウリなら心配ナイか(うっかり忘れることがあっても借りたものはちゃんと返却するだろう)。
まだアシュレイはシモンやユウリのことを甘く見てる、シモンに逆転されちゃった(^m^)(部屋割り)
Posted by ブクログ
シリーズ2巻目。
とてもネタバレなので一応伏せますが、とある史実を絡めての肖像画のお話。絵画にまつわる怪談はよくあるもの。でもそこに史実のエッセンスがあって、作中での現実があって、なんだか胸を締め付けられるようなエピソードだなと思いました。ユウリの夢に出てくる情景が、リアルな意味で現実の怖さを教えていると思います。人種差別や戦争はとても悲しくて恐ろしい。