感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2014年08月04日
妖怪探偵のおはなし。
変わった空気感がものタイプでした。
三人の絡み方が面白くて長いですが、読み進める手が止まりませんでした。秋くんのかっこよさは見ものだと思います。一巻が好きなら続編も読み続けることをお勧めしたいです。
Posted by ブクログ 2013年12月02日
手品のような鮮やかに読み手の視線を奪って、物語を幕引く様に私はただただ感動しました。散りばめられたものを全て回収した時、溶かされたものが分かります。
Posted by ブクログ 2013年10月29日
私が学生の時にハマりにはまった薬屋シリーズ!
文庫版になったということで、久しぶりに読み返しました。
やっぱり高里先生の文章は心地良いです。淡々としているかと思いきや、細やかな所まで丁寧に、ユーモラスに描く。
とにかくキャラクターが魅力的。
天才的な謎の美少年・秋に、天然アルコールワードの座木、そし...続きを読むて完全無敵の愛すべきマスコットキャラクター・リベザル。
リベザルの一生懸命な挙動や言動が、絵で表現されていないのに目に浮かぶようです。
総和さんとの赤毛同盟は最高です。
Posted by ブクログ 2011年04月16日
薬屋探偵シリーズの一作目です。
あらすじと登場人物を見て、あとは表紙にひかれて買いました。
妖精って感じはあまりなかったですが、ところどころ人間とは違うなと思いました。
探偵なので、事件は起きるんですが、どちらかというと、人間関係を重視している作品です。
3人のやりとりがおもしろかったです。...続きを読む
ファンタジーとミステリーどちらも好きなので、読みやすかったです。
Posted by ブクログ 2011年01月06日
薬屋探偵シリーズ第1巻。ノベルス時代にはまってました。
茶髪の美少年・深山木秋、爽やかな青年・座木、元気な赤毛の男の子・リベザル。この三人が営む薬屋『深山木薬店』は、「どんな薬でも症状に合わせてお出しします」と貼紙がされている。ここを訪れた客が「灰色の木を金色に戻す薬を下さい」と口にした時、『深山...続きを読む木薬店』の裏の顔が現れる。
薬屋三人組の正体と探偵稼業をしている理由にまず驚かされます。秋の予測不能な言動と行動に、リベザルと一緒に振り回されてしまいました。時に人間がはっとするようなことを言ったりもします。
このシリーズはミステリとファンタジーの境目のような存在ですが、この頃はまだミステリに近いです。キャラクターは薬屋達の他にも、秋の友人(秋談)・桜庭零一、リベザルの赤毛仲間な寺の息子・高橋総和、上流坂署の刑事・高遠&葉山といった個性豊かな面々が揃っています。事件以外に彼らの日常生活も楽しめます。秋を起こそうと頑張るリベザルが可愛いです。
Posted by ブクログ 2010年10月20日
男子探偵三人組は、実は人外の存在。
美形で性格が悪くて頭が良くて謎の多い秋に、穏やかで母親的存在の座木、人見知りで真っ直ぐなリベザル。
彼らが守るのは、人間でもなく妖怪でもなく、その境界線。
毎回秋や座木の言葉にハッとさせられます。
二期では驚きの展開が!
Posted by ブクログ 2010年05月16日
薬屋シリーズ 1巻。
まず登場人物紹介、深山木秋(妖怪)、座木(妖怪)、リベザル(妖怪)、メイン3人が妖怪(笑)
呉服屋女将・小海由里子、不動産屋・市橋厚、悪魔・桜庭零一、赤毛連盟・高橋総和、そして刑事・高遠・葉山・白木・来村・庄野。
テーグちゃんって誰だ?名前だけ「花屋」も登場。
Posted by ブクログ 2010年12月16日
ジャケ買いだったんですが、読んだらこのシリーズの大ファンになってた。読み返すたびに元気になれる。ミステリーというよりはファンタジーかもしれないが、ファンタジーが苦手な私でも、これは大丈夫。キャラクターがそれぞれ魅力的なので、飽きずに読める。ずっと大好きな作品。
ここはやおいの部屋なので、やおい視点...続きを読むから読んだ感想を(笑)。
私は、秋くんとリベザルのやり取りがすごく好きで! 妄想とかうんたらとかではなく、純粋に読んでて微笑ましいというか。きゅんとする。ってことは、萌えてるってことか……?
秋くんがリベザルの服を事前に用意していたとことか、風邪をひいてはしまったリベくんをおんぶしてあげているとことか、ビタミン剤を作ってあげたのに意地悪して素直に言わないとことか、そういうさりげないやさしさに、読者もきゅんきゅんですv 座木さんにやってたら、たぶんそんなに萌えないと思うので(結局萌えかよ)、やっぱりリべくんにあげるやさしさが、私は好きなんだなぁと。
読み返してて驚愕だったんだけど、リベザルが兄貴(座木さん)にツッコミを入れている……!
Posted by ブクログ 2010年01月15日
本屋でなんとなく気になり手に取った本。ファンタジー×ミステリーという雰囲気がとても気に入りました。三人のキャラが好く事件も重すぎず程よい感じです。
Posted by ブクログ 2013年10月10日
昔購入して読んだけど、最近また発掘して新しい気持ちで読んだ。
単純におもしろかったし、キャラクターが魅力的だった。
それぞれにちゃんと個性があるし、スラスラ読めた。
総和さんが好きだな笑
と、作品の説明文に記してあるということは、ネタばれ禁止ということですな。
では、そのことは明かさずに感想を。
一見児童書かと思う表紙に、女性作家特有のやわらかい文章。
各キャラもなかなかに美男子ぞろいで、ほのぼのした雰囲気の作品・・・。
まあ確かにそうなんですが、この著者かなり意地が...続きを読む悪い。
ストーリー展開は冷徹で、善人も容赦なく不幸に。
ワガママな主人公が、やられキャラをズブズブ追い込む描写はなかなか秀逸です。
そして○×△□。
さすがメフィスト賞。一筋縄ではいきません。
Posted by ブクログ 2012年05月23日
再読です。久しぶりに読んだけど、やっぱりキャラがむちゃくちゃ良いですね!初めて読んだ時からずっとリベザルが大好きです。彼の成長を描いた物語でもあると思います。
高校生になり読み返して気付くゼロイチと総和さんのかっこよさ…(笑)
Posted by ブクログ 2010年04月07日
表紙がアニメっぽいので、内容もそんな感じかと思ったら、ちょっと難解。
真剣に読みました。
薬屋の名前にも使われている『深山木秋』が主となっているのかと思ったら、脇役その2のリベザルで、ちょっとがっかり。
Posted by ブクログ 2010年03月23日
主人公の三人がそれぞれ魅力的な個性を持っていて、難事件の傍らで描かれる三人の何気ない日常に惹かれます。
一巻は導入部分といった感じ。三人の関係や生い立ちなど謎が多くそれらを読み進めていく、あるいは伏線が張られているのでシリーズを読み終えた後にもう一度読んでみるのも面白いかもしれません。
妖怪や妖精等...続きを読むファンタジーな設定にも関わらず推理はあくまで現実的です。ただ純粋なミステリーを望む方には物足りなく感じるかもしれません。
Posted by ブクログ 2009年12月30日
推理物としてはやや推理が強引な部分もありますが、キャラの魅力は申し分ないです。
主人公以外のキャラも魅力的で読者を飽きさせません。
推理物としてではなく、登場人物たちの過去や物語の進行を追っていった方が吉。
ほのぼのしていて心温まる部分もありますが、若干ダークです。
時間をおいて読み返したい小説。
Posted by ブクログ 2016年03月06日
表紙のイラストと、「妖怪」という言葉に拒否反応が出ましたが、読んでみると、意外としっかりしたミステリーでビックリ。
息抜きに良いシリーズだなと思いました。
Posted by ブクログ 2015年12月11日
見たところ20代後半の爽やかな青年・座木(くらき・通称ザギ)、茶髪のハイティーン超美形少年・秋、元気一杯な赤毛の男の子リベザル。不思議な組み合わせの3人が営む深山木(ふかやまぎ)薬店は探偵稼業が裏の顔。だが、もっと驚くべきことに、彼らの正体は○×△□だった!?たっぷり雪が積もった小学校の校庭に、一夜...続きを読むにして全長100メートルものミステリーサークルが現れた。雪の妖精あるいは蝶の標本のような輪郭はくっきりと美しく、内側にも外側にも足跡などはいっさい残っていない。だが、雪が溶けたとき、その中央には他殺死体があった!薬屋でもあり○×△□でもある美男探偵トリオが、初めての難事件に挑む!
Posted by ブクログ 2013年02月27日
薬屋探偵妖綺談のシリーズ第一弾。
深山木薬店の秋、座木、リベザルの3人のキャラがいいです。総和さんと高遠刑事もいい味出してます。
ただ、ミステリーの種明かしで、今ひとつ理解できなかった部分があったのが、残念です(私の読解力不足でしょうか…)。
ちなみに、本作は、講談社文庫から出版されてますが、ライト...続きを読むノベルなのでしょうか?
Posted by ブクログ 2011年10月25日
薬屋探偵妖綺談の第1弾。
校庭に雪の妖精が出現するというところから話が始まる。主人公たちが妖怪だったり、悪魔との契約をうっかりして困っている依頼人がいたり、オネエみたいな赤毛の寺の息子がいたり、キャラは豊富。ミステリーとしてはまどろっこしい感じがあるけど、秋たちの日常生活の中にミステリーをぶち込んだ...続きを読むと思うと、読みやすい。秋とリベザル、座木のやり取りはほのぼのする。
個人的には眠そうなのに頭の切れる、やる気の見えない高遠さんが一押し。
Posted by ブクログ 2011年07月03日
今では指折りのお気に入り作家さん。
シリーズの第一段は随分と簡潔な登場人物説明からはいって、驚くけれど、あやかしの力であるのか、そうでないのか、そうでないなら人間のどのようなトリックでなせた技か、組み立て推理していくのが面白い。
疑問だらけのまだ幼いリベザルと、肝心なことを言わない聡明な師匠こと...続きを読む秋と、その合間で秋に憧れリベで昔を思い出す座木の関係がくせになる。秋の言い回しの面白さと高里さん独特の構成は遠回しすぎて気づくのに時間がかかるけど、その分面白い。
ここを原点にみるみる文章力があがっていくので、特別好きなシリーズです。
Posted by ブクログ 2011年03月01日
フェンネル以外も読んでみようと購入
主人公達の妖怪である事の薄さが気になってしまった
今後、妖怪妖怪してくのかしら?
普通の探偵ものとしても普通w
人物が嫌いじゃないので、次行ってみよう♪
Posted by ブクログ 2012年03月22日
一つ一つの描写を丁寧に書こうとしてるなあというのが伺えた。そっけない文章のミステリも多いから、そういう意味では全体的に鮮やかで読みやすかった。ただやっぱりトリックだとか、ミステリ的な話の運び方が弱いような気がしたのが残念。
メインとなるキャラクター達がとても魅力的だったので、わたしも高校性くらいの...続きを読む時に読んでたらきっとハマれただろうなあ……。
Posted by ブクログ 2010年01月25日
高里椎奈の薬屋探偵シリーズ第一作目・銀の檻を溶かして。
人間に紛れて暮らしている妖怪や妖精達が探偵をするという、ちょっと変わったお話。
普通のミステリー…ではない、のかな?
微妙なところですね。
しかし残念ながら読んだのが数年前でして、内容があんまり思い出せない。
まぁ妖怪等が好きなら読んでみては、...続きを読むという感じです。
Posted by ブクログ 2010年01月17日
見た目は20代後半の青年座木と、超美形少年秋、そして赤毛の元気いっぱいなリベザル。その不思議な三人組は実は、人間ではなく妖怪だったのだが、営む深木山薬店は裏の探偵稼業という顔を持っていた。ある日、校庭にできた全長100mの「雪の妖精」。そして雪が溶けるとその中央には少年、小海ハジメの死体が・・・。お...続きを読むまけに模倣犯らしき事件が立て続けに二件も起きる。そしてそのハジメの母親から、子供の幽霊が出ると薬店に持ち込まれた依頼。それらはつながっているのか?犯人は妖怪・悪魔、それとも人間なのだろうか?悪魔との契約を破棄してほしいというサラリーマンの男も現れ・・・奔走する秋たち。大小寺の息子、総和さんなどを巻き込みながら、事件は無事に解決するのだろうか?
薬屋探偵妖綺談第1巻で、第11回メフィスト賞受賞。ミステリが本当に好きな人・読みたい人にはあまり薦めません。個人的には、三人キャラが良かったので星3つですが推理のみだったら1つ。最後に秋が推理した「雪の妖精」の真相は、あまりに簡略すぎました。ハジメ君が義母を好きだったわけもよくわからず、どうして心臓発作になったのか不明。何個もの事件が複雑に絡みあっていて、途中からだんだんよくわからなくなってしまった。ただ、キャラの確立は1巻のわりにしっかりしていて好きなタイプです。一番はリベザルで、秋や座木を「師匠」「兄貴」と呼んであたりを駆けまわっているのはかわいらしいです。未熟で姿が元に戻ってしまうのもツボでした。秋は少々イメージと違って、超ドSでした・・・。座木の丁寧な言葉遣いは見習いたいです(笑)
Posted by ブクログ 2010年04月03日
古い木版で作られた看板、『どんな薬でも症状に合わせてお出しします』という張り紙。そんな薄暗い薬屋さんが舞台です。 読んだのは講談社ノベルズ版ですが手に取りやすいのは文庫版かな。キャラクターは良い感じで配置のバランスも良いと思う…んですが、私の中に何か消化不良の感がある。ミステリー系を読みなれてないか...続きを読むらかな?あっちこっちに視点を移動させられて忙しかった印象がある。続巻も読んでみよう。
Posted by ブクログ 2019年05月29日
なんだかよくわからないまま読みきったかなー。
名前が覚えづらい…特にリベザル…。
最初読んだときに挫折したけど、なんとか読みきった!
キャラクターものの小説読んだ気になったな。
事件とか途中ですっぽ抜けたよw
キャラ萌えしたからかろうじて読み終わった感が否めないけど、そこそこ面白かった…かなぁ…?w...続きを読む
続けてシリーズを読むか悩む感じの読後感。