あらすじ
身に覚えのない罪をきせられて婚約破棄されたあげく、断頭台で処刑されたバイオレット。ところが、気が付くと処刑の一年以上前に時を遡っていた。バイオレットは考える。どうして自分は冤罪をきせられたのか。いったいあの時、何が起きていたのか。――すべては学院に一人の男爵令嬢が入学してきたことから始まっていた。そのことに気が付いたバイオレットは、同じ轍を踏まないよう、そして自分を陥れた人々に復讐をするため、慎重に、そして時に苛烈に、動き出す――。公爵令嬢バイオレットによる、華麗にして鮮烈な復讐譚、ここに開幕! ※電子版は単行本をもとに編集しています。
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スッキリ
令嬢バイオレット頑張りました。
知略を巡らせ仲間を作り断罪。その後良縁にも恵まれて幸せになりました。
バイオレット死後の話、多数目線での話、色々納得することが出来てスッキリしました。
読んで良かったです。
すっきりした!
無実の罪で処刑された令嬢が時を遡って復讐するだけでなく、思わぬ幸せも得る。一気読みしましたが、けっこうじれじれするところもあったので、評価は4にしました。ただ、ほかのメインキャラクターの1度目のその後も書いてくれていたのは、斬新でした。王太子と令嬢の兄、もう一人の男、とんでもヒロインはほんとにいやな奴らで、復讐が手ぬるい気がします。
巻き戻りもの
ヒロインは悪役令嬢として嵌められ罪を背負い断頭台にて絶命します。ところが目を冷ますと時間が巻き戻っており、罪をきせた人たちに復讐を誓い『ざまぁ』するストーリーです。
ヒロインの立ち回りが面白くあっという間に読み終わりました。本作のヒロインは日本から乙女ゲームに転生したわけではなく、巻き戻ったため先のことを知っており回避するストーリーです。正ヒロインの頭の異常さや時間が巻き戻った理由などきちんとしていて良かったです。復讐に重きがあるのでもう少し恋愛面もあればもっと良かったかな、と思います。