あらすじ
メタバースをめぐって世界は覇権争いをしています。いま、ITのプラットフォームは、完全にGAFAに支配されています。
しかし、その支配をメタバースであれば、覆すことができます。中国はGAFAと手を組みながらも、メタバースの覇権を握って、ITの世界を牛耳ろうとしています。
一方、中国からも、GAFAからも、ITの自由を守ろうとしている人たちもいます。その人々はWeb3.0で、インターネットの民主主義を勝ち取ろうとしています。
この世界の現実を、GAFAの支配構造から解き明かし、メタバースで何が変わるのか、その未来に何が待っているのか、深田萌絵が明らかにします。
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Posted by ブクログ
メタバース自体があまりよくわかってなくて、本書を手に取った。
本書を読んで、メタバースの概要がわかった。またこの著者のような斬新な見方もあることも新たな視点の発見となった
学びとしては
・メタバースとは、仮想空間内で生活すること
・クラウドサービスにもけっこうのコストがかかっている
・バイデン政権と中国がつながっている(主張)
・現状のIT産業はGAFAに入口から出口まで牛耳られている
著者はGAFAに少し否定的な立場で話を進めている。またかなり偏った意見のようにも思えたが、この著書の作品を何点か読みながら自分自身で意見を持っていきたいと思える本だった