【感想・ネタバレ】霧に消えた影 池波正太郎傑作歴史短編集のレビュー

あらすじ

希代の戦術家・真田幸村の手足となってゲリラ戦を展開した奥村弥五兵衛。お家騒動を避けようと二代将軍に秀康を推したがために、土井利勝に失脚させられた本多正純。幕臣の「微衷」から、上野の山にこもり官軍と戦った彰義隊。彼らが生きながら象った歴史の光と影を、著者自身の歴史観・人物観をまじえながら浮き彫りにする、珠玉の歴史エッセイ。

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Posted by ブクログ

短編集。池波正太郎氏による短編であり、それぞれが歴史の光と影を真正面から捉えている。徳川家の間諜として15年に渡り潜伏した蜂谷与助や、妻を売る寵臣牧野成貞、実説鏡山女仇討ち事件など、他ではお目にかかれない名作がいっぱいであり、読み応えがあった。

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2021年03月01日

Posted by ブクログ

池波正太郎氏の直木賞受賞後の昭和35~40年頃の歴史読本に連載された10編。氏の得意とする真田ゲリラ隊、動乱の詩人西郷隆盛、明治の劍聖山田次朗吉はオススメ。

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2014年12月09日

Posted by ブクログ

関ヶ原の間者、真田、光秀、綱吉の側近だった牧野成貞、釣天井事件、鏡山仇討事件、家光の弟・駿河大納言、彰義隊、西郷隆盛、山田次朗吉の計10話。

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2009年10月25日

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