【感想・ネタバレ】船旅の文化誌のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年11月01日

船旅にもいろいろなドラマがある。



船旅をめぐる世界をかいま見ることができる珍しい本だな。




船旅と言えば、ゆらゆら揺れる。船酔いで苦しい思いをする人もいる。船が揺れることが後に役立った人がいる。その名は内藤多仲(たちゅう)だ。




内藤は、東京タワーなどの多くの塔を設計した「塔博士」...続きを読むと呼ばれた人物だ。



内藤は耐震建築の研究を行っていた。1917年に1年間のアメリカ留学をしたが、成果を得ることができなかった。




しかし、帰りの船旅で旅行かばんの中の仕切り板があるおかげで、荷崩れせず、中の荷物は無事だった。そこから耐震壁理論を思いついて設計に応用した。




世の中、何が役に立つか分からないから面白い。




長い船旅の楽しみは食事だった。




食通の外国人にも愛されたのは「スキヤキ・パーティ」だった。




日本郵船はいつ頃かはっきりしないが、外国人も楽しめる「スキヤキ・パーティ」を始めていた。





船旅1つとってもいろいろなことがあり、興味深い。

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