あらすじ
考えよ、行動せよ!
新しい価値を生むのはあなただ!
本田圭佑氏(サッカー選手、実業家)
挑戦を後押しする、最強のメソッド。
入山章栄氏(早大大学院教授)
最高に実践的な一冊! 世界標準の経験と理論が詰まっている。
世界を驚かせるようなイノベーションが生まれなくなって久しい昨今、高岡浩三氏はネスレ日本社長として、「ネスカフェアンバサダー」や「キットカット受験生応援キャンペーン」など革新的なサービスを世の中に展開した。その実績は、マーケティングの権威、フィリップ・コトラー氏らからジャパンミラクルと称賛された。本書では、著者が練り上げ、実践してきた、革新を生み出す手法を惜しみなく公開し、日本でイノベーションを生み出す術を伝授する。
イノベーションは何も技術革新のみを指すものではない。誰でもどんな職種でもイノベーションを起こすことができる、というコンセプトから、イノベーションを再定義し、実際の思考法(NRPS法)を紹介する。NRPS法とは、社会で起きている問題、周囲で起きている出来事に目を配り、「現実がどう変化しているか」を観察することで認識できる、いま私たちが置かれている現実を認識し、問題を炙り出し、その解決法を生み出す手法のこと。
この思考法を獲得し、徹底的に考え抜けば、誰でもイノベーションを起こすことができる、衝撃の1冊!
はじめに イノベーションを諦めていないか
第1章 イノベーションを再定義する
第2章 イノベーションを生み出すNRPS法
第3章 なぜ日本でイノベーションが起こらないのか
第4章 イノベーションの目覚めは「外圧」だった
第5章 イノベーションの具体例をNRPS法で読み解く
第6章 イノベーションは「考え抜く」ことから生まれる
おわりに 上司に期待するな。極限まで自分ひとりで考え抜け
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
高岡浩三さんのYouTube動画をいろいろみてきたが、これほどにまとめられているものはなかったので、やはり本で読むに限ります。
読者を40代以前の若い方と想定されているもの良いですね。
これまでの経営者はダメと言い切り、ではどうやって社会を変えるの?
自分で考えて、自らが影響力の及ぶ範囲でイノベーションやっていこうよ、と投げかける高岡浩三さんの想いを受けて、少しずつ社会を変える人が増えていく日本、楽しいと思うけどな。
Posted by ブクログ
イノベーションはどのように生まれるのか、自身で編み出したフレームワークを用いながら説明している。
大変シンプルで分かりやすいので、自分にもできるかも、とポジティブな気持ちになれる。
心に響くエピソードが多く、著者が数々のイノベーションを生み出したきっかけや経緯は読み物としても面白かった。
イノベーションを生み出すにあたり、著者は何度も「中高年のサラリーマン経営陣には期待するな」と断言しているが、理由はかなり納得。
30代以下の若い世代に向けて「たくさんのイノベーションを生み出して欲しい」という著者の期待がこめられた冊。
Posted by ブクログ
自分の裁量の範囲で小さくテストして実績を上げて承認させる。
新しい変化を捉えて、それにより生じている顧客が諦めている・自覚できていない課題の解決策をマネタイズ方法と合わせてを見出し、実行する。