【感想・ネタバレ】戦後日本経済史のレビュー

あらすじ

財閥解体、石油危機、コンビニ誕生、消費税、金融危機――。これらの出来事は日本経済にどのような影響を与えたのでしょうか。本書は67のトピックスを通じて、日本経済の軌跡を記述する戦後日本経済史。70数年の軌跡がトピックスを追うことで理解できてしまう初心者にとってハードルが低い入門書です。日経文庫化にあたって補論を設け「失われた20年」にどのような出来事があったのかも記述しました。
本書の元となった連載は、日本経済新聞朝刊に連載された「経済史を歩く」(計67回)。日本経済史のテキストはあまたありますが、バブルまで言及するのものはまだ少数派です。バブル崩壊からも20年近くたった今、現代経済の流れをきちんと押さえられるエピソード中心の本はあまり見かけません。
50年余の戦後経済の出来事のうち、今日の様々な問題の源流となっている経済事象を再考・検証するのが本書の狙いです。例えば、「赤字国債発行」では、国債特例法がなぜ存在しているのか、本来の目的の何が見失われてしまったのかを明らかにしています。単に懐古的に歴史を解説する内容ではありません。

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Posted by ブクログ

戦後から10年間隔で区切られ、その後の日本に大きな影響を与えた政治や経済の流れについて学べた。

戦後から高度成長期、そしてバブル期までは、まさに日本が世界をリードするほど勢いがあり、今に比べ企業や政治も元気で活発であったことが伺えた。

一方で、急な成長は公害等の社会問題も引き起こし、その当時からエネルギー需給については大きな課題であった。

また、意外だったのが人口が増えている1967年時点の総理府統計局の資料で、既に2010年には人口は天井を打つと推計されていたことだ。その推計がありながら、医療費無償化や過度なインフラ整備は後に大きな課題になることは分かっていたであろうに、目先の利益を求めたツケが今、大きな問題となっている。

この戦後から辿ってきた経緯を踏まえると政治や経済のニュースの見方が変わってくるとともに、過去を知ることが今を知るための重要な要素になると感じた。

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2026年03月06日

Posted by ブクログ

編集でまとめてるので、1人の考えが一気通貫するグループ感はない。
が、ポイントだけ知りたい人にはいいかも。
戦後史というか、近代史が好きなので読みました。

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2025年05月23日

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