感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年02月11日
自分にはまだ早い本だった。でも確実に大事なことが詰まっているという気配を感じた。筆者の語り口が面白く、映画の大体のストーリーの説明がとても分かりやすい。
ここで紹介されたたくさんの映画を見ることがとても楽しみ。
Posted by ブクログ 2023年01月22日
映画そのものと映画にまつわる知識に圧倒され呆然とする。つまりまったく着いていけないのだが、映画の見方として大変刺激を受けた。そして表紙にもなっている「殺し屋ネルソン」も早速視聴してみたが、面白さが今ひとつわからなくて情けなくなっただけだった。簡単に撃ち殺すし、ネルソン。
ーショットとは何かー 掴めた...続きを読むとは言えない。
デヴィッドボードウェルの「180度の規則」に対する見解に執拗に噛みついてる項はとても面白かった。
Posted by ブクログ 2022年09月07日
蓮實重彦さんのライフワークの一つである「ジョン・フォード論」がついに出版されたのを知り、それを読むための準備運動として、こちらを読んでみました。
インタビュー形式をとっているので、読みやすいかなと思ったのですが、やはりこれは「ショット」論なんですね。
観たことのない映画、観ていても言及されている...続きを読むショットをほとんど覚えていない映画、名前も聞いたことのない映画の話が矢継ぎ早にでてきて、久しぶりの蓮實さんの映画論ワールドを堪能しました。
映画の「ショット」という概念について語っているわけですが、内容としては、これまでの蓮實さん的な映画をみる視点が変わるわけではなく、これまで同様の話しがショットというキーワードで説明しなおされているということだと思いました。
それにしても、蓮實さんって、いつこんなに映画観ているんだろう?本職はフランス文学とかフランス現代思想だし、そちらの本もたくさん書いているし、小説もときどき書くし、一時は東大総長もされていたわけですからね。
「ジョン・フォード論」を読むには、なんかフォードの映画を見る必要があるなと思いつつ、わりと暇なはずのわたしは、その時間がないんですね。
まあ、でもとりあえず読み始めようかな?
「監督 小津安二郎」もほとんど小津の映画観ずに読んで、その後、現存する全作品をDVDで観ましたからね。。。