【感想・ネタバレ】隠密鑑定秘禄一 退き口のレビュー

あらすじ

十一代将軍家斉は、御用の間の書棚で不審な書物を発見する。「土芥寇讎記」――諸大名二百数十名の辛辣な評価が記された人事考課表だ。編纂を命じた五代綱吉公は、これをもとに腹心を抜擢したのでは。そう推測した家斉は盤石の政治体制を築くため、綱吉に倣うことを決意する。白羽の矢を立てられたのは小人目付として諸国探索経験のある射貫大伍。命を懸けた至難の隠密調査が始まった!

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Posted by ブクログ

下級武士の哀切さが、読み取れるようになっただけようやく大人になりつつあるのかもしれないと自問自答する。

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2022年04月13日

Posted by ブクログ

しがない小人目付大吾が、将軍家斉の命を受け、隠密探索を始める話
15才の家斉が老中松平定信対策として、自分の地位を揺るがないものとするための優秀な人材を探すことに。そこに243名の大名辞典が登場するのだけど、そんなものがあったんですね~

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2023年02月18日

Posted by ブクログ

新シリーズ。以前から持っていた「土芥寇讎記」という本を改めて確認して書き始めたとのこと。
部下が調べた大名の個人情報を時の将軍が個人見解を追加した記録だそうだが、それの本物をもとに復刻版が市販されているそう。捜せばあるものですね。この記録を家斉が、大名や腹心探しに利用しようと隠密調査ができる部下として小人目付から抜擢したもの。一作目なので作者も主人公もまだまだ手探り状態。実際の役職は次回になる模様。

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2022年04月21日

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